Home > カメラ > 便利ズーム、追加。(2016/07)

便利ズーム、追加。(2016/07)

  • Posted by: おりおん
  • カメラ

うちの一眼カメラα77Ⅱについて、一応、超広角(8mm)から超望遠(500mm)まで使えるレンズ群を所有しているのだが、レンズの都合で50mmから70mmの間が抜けているのと、一眼を使いたいが荷物を増やしたくない場合の対応ができていないことが気になっていた。それなりの範囲をカバーできる便利ズームがあれば対応できそうな気がしてきたので、調査を行い、場合によっては購入を検討することにした。

調査の結果、SIGMAからリリースされていた18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM | Contemporary(名前が長いので、以下、SIGMA 18-300mm)が、いわゆる便利ズームとして分類されるレンズの中では評判が良い感じだったので、これを購入することにし、MCプロテクターと同時に発注。動作テストでも問題なさそうだったので、SIGMA 18-300mmと焦点距離が被るSAL1650とSAL70300共々、撮影テストを行ってみた。

まずはSIGMA 18-300mmの広角端相当のテストを行うため、ほぼ同一条件(撮影時は三脚・セルフタイマー使用)でSAL1650とSIGMA 18-300mmを使って撮影を行ってみた。SAL1650については広角端(16mm)で撮影していたつもりだったのが17mmで撮影してしまっていたけれど、ほぼ広角端ということで気にしないことにする。

  SAL1650
(17mm)
SIGMA 18-300mm
(18mm)
F2.8  
F3.5
F4
F8
F11

SAL1650は絞り開放からそこそこの画質だが、SIGMA 18-300mmは絞り開放だと画質がかなり甘い。絞り込むと画質は向上する。SIGMA 18-300mmはかなり頑張っているが、SAL1650の方が少し上手かな。

SAL1650の望遠端は50mmだが、SIGMA 18-300mmで50mmでの撮影を忘れていたので比較は無し。続いて、SAL70300の広角端である70mmでの撮影を行い、比較してみた。

  SAL70300 SIGMA 18-300mm
F4.5  
F5.6  
F8
F11

両者とも、絞り開放だと甘めの画質。絞り込むとそれなりにシャープになってくる。SIGMA 18-300mmは健闘しているが、SAL70300の方が優勢な気がする。

次は、SAL70300とSIGMA 18-300mmの望遠端である300mmでの撮影。

  SAL70300 SIGMA 18-300mm
F5.6  
F6.3
F8
F11

両者とも、絞ることでよりシャープな画質になる。70mmの時よりはSAL70300とSIGMA 18-300mmの差は小さい印象。

ちなみに、各写真の色味・明るさは厳密に調整していないので比較対象とはしていない。

画質面を追求するとSAL1650+SAL70300の組み合わせの方が上になるけれど、荷物を減らしたい時や、適切な焦点距離の範囲が不明な場合はSIGMA 18-300mmの利点が生きてくる。まだ本格的な出番はないけれど、これからはSIGMA 18-300mmの出番がありそうな気がする。

Comments:0

コメントする

Home > カメラ > 便利ズーム、追加。(2016/07)

Search

Feeds

Return to page top