うちで使っていたルータはBUFFALOのWZR-900DHPで、購入から3年半ほど経過している。このWZR-900DHPについては特に大きな不満はなかったけれど、そろそろ、次世代のルータに置き換えたくなった。で、情報収集を開始。

調査の結果、少し迷ったけれど、次期ルータはBUFFALOのWSR-2533DHPに決定。決め手になったのは、そこそこコンパクトなサイズなのと、IEEE802.11ac対応で無線LANの通信速度が最大1733Mbpsに対応というところあたり。WZR-900DHPは比較的大柄なルータなのでサイズが小さくなるのは有り難かった。WZR-900DHPを購入した時期はまだIEEE802.11acがまだドラフト段階で正式規格として成立していない状況で、かつ、ドラフト対応機種もかなり高価だったので避けたのだけれど、今ではIEEE802.11ac対応で高速通信可能な機種のコストはだいぶ下がってきたので、もう手を出してもいいかなと思ったわけである。

WSR-2533DHPの購入価格は約13000円程度。購入元はAmazonで、その時期でのほぼ最安値だった。IEEE802.11ac・1733Mbps対応で、かつ、全ポートGbE対応の機種としては安い方だと思う。一つだけ気になったのは、BUFFALOのWXR系やWZR系の上位機種と違ってCPUのパフォーマンスを特に謳っていなかった点。ただ、前機種なWZR-900DHPも特にCPUパフォーマンスを謳っていなかったが内蔵CPUは800MHzデュアルコアだったようなので、特にCPUパフォーマンスを謳っていなくても十分にパフォーマンスはあるのではないかと期待し、そのまま購入。

WSR-2533DHP到着後、各種設定を行い、運用を開始。だいたい一週間ほどを試用期間として見ていたのだけれど、特に問題は発生しなかったので、そのまま正式運用を開始。WZR-900DHPは5GHz帯の無線LANにも対応しているものの有効にすると消費電力が増えるので使用していなかったけれど、WSR-2533DHPは5GHz帯を有効にしてもWZR-900DHPの2.4GHz帯のみ使用状態と同じ程度の消費電力（約5W）だったので、5GHz帯・2.4GHz帯の両方とも有効にして運用することにした。

うちにあるWiFi対応のハードで最も高速に接続できるのはXperia XZだけれど、確認してみたところIEEE802.11ac/5GHzだと866Mbpsでの接続になっている気配。インターネット速度自体はそこまで出ないので、WiFi接続としては十分に高速で余裕がある感じ。ちなみに、2.4GHzで接続した場合は144Mbpsだった。

今のところ、WSR-2533DHPのパフォーマンスは十分に感じる。WiFiで接続しまくる状況もないので比較的余裕があるのかもしれないけれど、微妙にWZR-900DHPの時よりインターネットの接続速度が速くなった気もする。運用開始から一月以上経過したが、特に不安定な傾向もないので、そのまま運用していく予定。