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ヘルメット、更新。(2016/08)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

今まで使用していたヘルメットはSHOEIのX-TWELVEで、購入から6年以上経過している。メーカーが指定している耐用年数は3年なので、既に倍以上オーバーしている。ちょうど、夏ボーナスが入って予算に余裕があったので、ヘルメットを更新したくなった。

今回、新たに購入することにしたのは、SHOEIのGT-Airである。GT-Airはインナーバイザーを搭載したヘルメットで、以前から使ってみたいと考えていたのだ。色については少し迷ったけれど、ブラックメタリックを選択。今まで使っていたX-TWELVEはソリッドなブラックだったので、それよりは少し派手目になる。購入先については迷ったけれど、Amazonがそこそこ安い値段を付けていたので、Amazonで購入。

GT-Air-1

購入したGT-Air。色はメタリックブラック。

GT-Air-2

インナーバイザー閉状態。
写真ではインナーバイザー表面がノングレアっぽく見えるが、
これは色々と余計なものが映り込んでいたのでボカシ加工したため。

GT-Air-3

インナーバイザー開状態。

GT-Airはストラップの固定にDリングではなくバックルを採用している。バックルやストラップ回りが喉付近に当たって気になるとのレビュー記事があったけれど、実際にGT-AirをかぶってFireStormに乗車してみたところ、特に気にならなかった。どうやら、ライディングスタイル次第では気になるらしい。FireStormに乗車する際には、スーパースポーツやレプリカ系ほどではないにしろ、どちらかというと強めな前傾姿勢になり、頭を起こし気味のスタイルになる。ネイキッドバイクやアメリカンバイク等に乗車するとさほど前傾姿勢にならないので、ストラップやバックルが喉に当たりやすくなるようだ。

走行中に直接太陽光を浴びる状況では、GT-Airのインナーバイザーが眩しさをかなり軽減してくれる。眩しい状況と暗い状況が入り交じる状況でもインナーバイザー開閉で対応できるのはかなり便利。このインナーバイザーの存在がGT-Air購入の最大の理由となっていたので、期待にそぐわない使用感で良し。ただ、インナーバイザー開閉操作に違和感があるけれど、これは慣れれば大丈夫そう。

GT-Airは耳部分のパッドが外せるようになっていて、ここにスピーカー類を仕込みやすくなった。耳部分には普段はレーダーのレシーバーを装着していて、X-TWELVEだと耳に当たって気になるが、GT-Airだと耳への干渉はほとんど無い。ツーリング等で耳部分にスピーカーを仕込んだ状態でも、干渉がほとんど無くて快適だった。

ちなみに、X-TWELVEはXLサイズで約1.8kg、GT-AirはXLサイズで約1.6kg。この重量差はさすがに体感できる。ただ、走行風に対する安定性はX-TWELVEの方が上かも。これは、使用が意図されている速度帯がX-TWELVEの方が速いからだろう。

全体的にはGT-Airの使用感はX-TWELVEよりいい感じではあるけれど、退化してしまった部分もいくつかある。インナーバイザー採用のため仕方ないとは思うのだけれど、おでこ部分のエアインテークが存在しないので、ベンチレーション性能はX-TWELVEの方が上に感じる。要するに、おでこ部分が暑いのだ。真夏でなければ、何とかなるけれど。

ベンチレーションつながりで言えば、風切り音はGT-Airの方がX-TWELVEより大きい感じがする。発生源が分からないけれど、やや速めの速度(60km/hあたりから)あたりで強めの風切り音が発生し出す。これは何とか軽減したいところだが、まだ、対策できていない。

あと、上方向の視野がX-TWELVEより少し狭い。これは、ヘルメットの性格の違いからくる差のようだ。X-TWELVEは強い前傾姿勢で使うことを前提とした造りで、シールド部分の開口部分についても前傾姿勢で視野を保つために上寄りの開口になっているものと思われる。GT-AirはX-TWELVEほど前傾姿勢を要求されない使い方を意図していて、その分、開口部分がそんなに上寄りでないのだろう。

ということで、いくつか気になる点はあるけれど、全体的にはGT-Airの満足度は高め。しばらくはそのまま使っていく予定。

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