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吸盤マウント、導入。(2016/04)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

これまで、アクションカムHDR-AS200Vを車載して撮影する際には、ハンドルステムからRAMマウント一式を使用してウインドスクリーン内側に設置し撮影を行っていたのだが、このやり方だと、どうしてもウインドスクリーンを通す分だけ画質が落ちてしまう。DSC-RX100で撮影していた際のカメラ保護のためウインドスクリーン内側に設置していた経緯があったけれど、HDR-AS200V(以下、AS200V)ではそこまで気を遣わなくても良さそうなので、思い切って他の場所に設置してみることにした。

AS200Vの設置位置としては、当初はウインドスクリーンの中心あたりであれば上手くいきそうに思えた。この設置方法が可能になりそうな装備として曲面設置対応の吸盤マウントを確保することにした。選択した吸盤マウントはレックマウントのREC-B42UKという製品。通販で購入後、ウインドスクリーンに装着しようとしたのだけれど、ウインドスクリーンの曲率が予想していたよりきつく、曲面設置対応のREC-B42UKの吸盤でも吸盤の端がウインドスクリーンから浮いてしまう状態で、さすがにこれでは運用できそうになかった。試行錯誤の結果、フロントカウルのヘッドライト部分の斜め上あたりに比較的曲率がゆるい箇所があったので、ここに設置することにした。

AS200V-1 左寄りから見たAS200Vの設置状態。
AS200V-2 右寄りから見たAS200Vの設置状態。
AS200V-3 外部マイクはこんな感じで設置。
アッパーカウルステーに汎用金具を装着し、
その先に外部マイク(SONY ECM-CS3)を装着。
ちなみにこの写真でのマイク設置方向は間違い。
左右が逆になってしまっている。
「SONY」が天地逆になるのが正解。

なお、REC-B42UKには自由雲台が装着されているのだが、これが重い上に頼りない造りだったので、手持ちの自由雲台(SLIK SBH-60)へと換装済み。

AS200Vの内蔵マイクだと録画中に風切り音が入らないようにすることは難しいので、外部マイクを接続し、外部マイクを風切り音が入らない位置に設置することで根本的な対策を行うことにした。この関係で、上記写真を見てもらうと分かるように、AS200Vに外部マイクを接続するためにマウント方法を細工してある。AS200Vは三脚ネジ穴を使用したければ三脚アダプターを取り付ける必要があるのだが、この三脚アダプターはAS200V底面の端子カバーを覆ってしまう。外部マイク端子はAS200Vの底面端子カバー内にあるので、標準状態では三脚ネジ穴と外部マイクを同時に使用することはできない。調査の結果、外部マイク端子の使用を妨げずに三脚アダプターを装着している方がいたので、その方が採用しているやり方を参考にして外部マイク端子と三脚アダプターの共存を行ってみた。

AS200V-F 前面から見た状態。
三脚アダプター装着ネジはM4なので、
M4x10mmのイモネジをAS200V側にねじ込み。
イモネジにM4x15mmメスメスの六角スペーサを装着。
そして、その六角スペーサに三脚アダプターを装着。
AS200V-R AS200Vのネジ位置の関係で、六角スペーサでの固定だと
AS200Vがぐらつくので、適当な形に削ったゴムブロックと
汎用金具・リピートタイを使用してAS200Vの後ろ側も
固定できるようにした。
ちなみに外部マイクの端子下側にスポンジを追加して
プラグの抜け防止を図っている。
AS200V-L AS200Vの端子カバーについては、そのままにしておくと
走行風などでばたつきそうだったので、粘着力低めな
テープで三脚アダプターに仮固定。

この状態で、AS200Vでの撮影テストのため六甲山に出撃してみた。

六甲山展望台から鉢巻展望台まで走行。
ウインドスクリーン越しでないのでクリアな画質。
少し振動があるのは仕方ないか。
こちらはPlayMemories Homeのマルチビューで
作成したGPS情報付きの動画。
走行経路と速度が表示できるのは面白いが
無茶したらすぐにバレる。
こちらは同じ動画をProDrenalinで補正したもの。
ProDrenalinにはHDR-AS200Vのプロファイルが無いので
HDR-AS100V向けのプロファイルを使用。
歪みや微振動の補正が効いていい感じになるが
妙な補正がかかって違和感がある箇所もあり。
ちなみに補正後の動画からはGPS情報が消えるので
PlayMemorie HomeでGPS情報付き動画には変換不可。

振動がやや気になるけれど、今回の車載方法で画質面や音質面でかなり良い結果が得られたと思う。今後もこの車載方法をベースにして行っていこうと考えている。

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