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FireStorm、ヘッドライトHID化(2015/05)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

先日にヘッドライトLED化に失敗したうちのFireStormだけれど、やはり、ノーマルハロゲンバルブには満足できなかったので、改めてHID化する方向で情報収集。その結果、斜めシェード付きCNLIGHT湾曲バーナーが良さそうに思えたので、それを使ってみることにした。

今回は、しまりす堂ではなく、HID化関連でよく話題に上がるHID SHOP ZiZiで発注することにした。発注内容は斜めシェード付きCNLIGHT湾曲バーナー(以下、斜めシェード付きバーナー)と、DLT F5 55Wバラストのセットである。今回はカプラーオン接続になるので、リレーは無し。ちなみに、バーナーは2個セットのみ取り扱いとのことだったので、バーナー自体は2個購入、バラストは1個のみ。バーナーについては未使用分を予備としてキープできると考えることにした。

発注したセットはまもなく届いたので、装着作業を開始。カプラーオンであることもあって接続自体は簡単だったけれど、バラストの取り付けステーの絡みでバラストの取付にはやや苦戦。また、ダストカバーは無加工で使えるとの謳い文句だったけれど、バーナー後ろ側のソレノイド部分の径がダストカバー内径より大きく、これも取り付けに苦戦したあげく、ダストカバー加工で回避。なお、事前にZiZi側に確認したところ、バーナーの空焼きを行った方がいいとの返答が返ってきたので、バーナー装着前に5分程度の空焼きも実行。特に発煙等は発生しなかった。

CNLIGHT-Burner-1 斜めシェード付きバーナー上側。
ちなみに定格は35Wらしい…。
CNLIGHT-Burner-2 斜めシェード付きバーナー下側。
シェードの一部分が斜めに
なっている。

CNLIGHT-Burner-3

斜めシェード付きバーナー下側。
別角度からの撮影。
少しだけ発光部分が見える…。
DLT-F5-Ballast DLT F5バラスト。
取り付けステー部分が
左右それぞれ
1カ所しかないので
取り付け方法に迷ったあげく
ステンレス曲げ板を使って
解決。

夜になってから、光軸調整のために出撃したのだが、またも、残念な現実に直面。LEDヘッドライトバルブの時のように光軸をまともに合わせられないということは無かったのだけれど、斜めシェード付きバーナーでは、ロービーム時に盛大にグレアが出る事が分かったのだ。上の写真3枚目を見てもらうと分かるように、シェード下側から見るとロービーム時でもバーナーの発光部分が少し見えていて、ここからグレアに相当する下方向の光が漏れている気配。また、シェード前面には何故か穴が空いているので、ここからの光もグレアに加わっている感じである。また、カプラーオン接続のため接続作業が簡単な代わりに、標準のハーネス経由の給電だと起動時にやや電力不足になり不安定になるようで、初回の起動時にバーナーが点滅する症状も発生していた。バーナーのグレア対策を行うことも考えたのだけれど、起動時の症状のこともあり、このまま使うのは一旦諦め、以前に装着していた、しまりす堂HIDコンバージョンキットを再度装着することにした。なお、しまりす堂HIDコンバージョンキットで不点灯となった原因はバーナー内のクラック発生が原因であり、別バーナー(手元に4300Kなバーナーが残っていた)では正常点灯を確認できていた。

しまりす堂HIDコンバージョンキットのバーナーについては、斜めシェード付きバーナーほどではないにしろグレアが出ているので、グレア軽減のため対策を行うことにした。具体的に行ったのは、シェードの開口部付近に垂直の板を追加し、ロービーム時のグレア光を軽減する、という方法である。

Shade-Extension-1 0.3mm厚のアルミ板で、遮光パーツを作成。
バーナーのガラス管部分やセラミックチューブに
接触しないように、逃げを作ってある。
このパーツとシェード側に2mmの穴を開けて、
2mmネジで固定。
Shade-Extension-2 遮光パーツをシェードに装着した状態。上側。
ネジの出っ張りを抑えたかったので、
ネジの頭がシェード内側になるようにした。
Shade-Extension-3 遮光パーツをシェードに装着した状態。下側。
念のため、ダブルナットにして緩み止め。
Shade-Extension-4 バーナー発光部を装着した状態。
スライド機構にガタがあるため、遮光パーツが
バーナーのガラス管部分やセラミックチューブに
接触しないように、現物合わせで削っていった。
Shade-Extension-5 かなり遮光パーツを削らざるを得なかったため、
完全に隙間を無くす事はできなかった。
発光部が僅かに下から見える状態である。

グレア対策とケーブル類の取り回しに時間を取られたものの、しまりす堂HIDコンバージョンキットの再装着は予想よりは時間がかからずに完了。夜になってから、光軸調整とグレアの発生状況を確認するため、出撃。

Low-Beam ロービームの配光。
奥の方の標識が少し光っているので
グレアが出ているようだ。
High-Beam ハイビームの配光。

今回のHID換装と、前回のLEDヘッドライト装着の前に、グレアの状態を比較するため、なるべく同じ条件で壁に向けてロービームとハイビームを当て、撮影を行ってみた。明るさを比較するため、敢えて暗めの画像になるようにマニュアル設定で撮影してある。色温度も3200Kで統一。

 

ロービーム

ハイビーム

ノーマルバルブ
(60/55W)

Normal-Bulb-Low-Beam Normal-Bulb-High-Beam

斜めシェード付きバーナー
(55W・6000K)

CNLIGHT-Low-Beam CNLIGHT-High-Beam
しまりす堂バーナー
(55W・4300K)
Shimarisu-HID-Low-Beam Shimarisu-HID-High-Beam

こうやって見ると、明るさや色についての違いがよく分かる。僕的には6000Kなバーナーが合っているような気がするので、いずれは、斜めシェード付きバーナーをグレア対策した上で使うか、あるいはしまりす堂に6000Kなバーナーを発注することになると思う。

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