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サブPC・サーバ、HDD換装(2012/08)

  • Posted by: おりおん
  • PC

少し前にサーバのHDDを1台換装したのだが、この時に採用したHDDはWestern Digital WD30EZRXで、750GBプラッタ4枚採用の3TBなHDDであった。できれば1TBプラッタ採用の3TBなHDDを使いたかったのだが、そのときにはまだ1TBプラッタ採用で3TBの容量がある低回転タイプのHDDを入手できなかったのだ。最近になって、Western Digital製で1TBプラッタを採用し3TBの容量を実現したWD30EFRXが正式に国内販売開始され、興味深いスペックであったので、購入して使ってみることにした。

WD30EFRXはWD Redシリーズの製品で、NAS向けに最適化されたという性格のHDDである。十分なパフォーマンスと低消費電力を実現し、24時間運用にも耐える耐久性・信頼性を確保しているとのこと。購入時には知らなかったのだが、RMA期間についても、WD Greenは2年だがWD Redシリーズは3年となっている。ちなみに、購入したWD30EFRXはCFD扱いのバルク品だったけれど、ちゃんとRMAが3年有効になっていた。

WD30EFRXを購入後、いつものように作業用PCなKanaeに接続してWD Data Lifeguard Diagnosticsにてチェックを行い、問題が検出されないことを確認。Mamikoはサーバなので停止時間を最小限に抑えたかったので、裸族のお立ち台経由でサーバMamikoに接続し、前回に換装したWD30EZRXの内容をコピー。コピー完了後、内容の比較を行い、問題なくコピーできたことを確認してからWD30EZRXとの換装作業を行った。WD30EZRXはそのままバックアップ用HDDとして運用することにし、WD30EZRXのバックアップ側HDDであったWD20EARS-00MVWB0と入れ替え。WD20EARS-00MVWB0については、予備HDDとして確保。

HDD換装はここで止めようかとも思ってはいたのだけれど、少し、気になったのがサブPCなAiに搭載していたSeagate ST2000DL003-9VT166であった。こちらはサーバMamikoに搭載していたWD20EARS-00MVVB0ほどではないにしろ、12000時間以上の間、たまに再起動するとき以外は24時間運用を行っていたので、早めに交換を行いたいと考えていたのだ。また、このST2000DL003-9VT166は低回転タイプではあるものの多少の動作音があるので、より静かなHDDへの換装を行いたいという欲求も前からあった。

サブPCの運用形態から3TBのHDDは必要ないので、今回は2TBなWD20EFRXを選択し、化粧箱入りのリテール品を購入。Western Digital製のHDDのリテール品を購入したのは初めての経験で、少し新鮮な感じがした。こちらも、Kanae上でWD Data Lifeguard Diagnosticsを行い問題が無いことを確認。その後で、Kanae上でST2000DL003-9VT166の内容をWD20EFRXにコピーし、内容比較を行って問題が無いことを確認。AiにWD20EFRXを搭載して問題なくAiが動作することも確認できた。ST2000DL003-9VT166については、とりあえず、予備HDDとして確保。

今回、購入したWD30EFRXとWD20EFRXについては、まず、感じたのが、いずれも静かなHDDであること。アイドル時の動作音・シーク時の動作音ともに、最近使ってきた3.5インチHDDの中で最も静かなレベルだと思う。消費電力については計測していないが、発熱も低いようなので、消費電力は低い方なのではないかと思う。なお、パフォーマンスについては、シーケンシャルリードが148MB/s前後、シーケンシャルライトが145MB/s前後というところ。低回転タイプということを考えれば、十分、早い。

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