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メインPC、メモリ増設 (2012/05)

  • Posted by: おりおん
  • PC

少し前に、何となくPC関連でさほどコストをかけずに強化したくなった。HDDの換装も考えたけれど、特に改めて換装したくなるようなHDDが出現しているわけでも無いし、現状で容量面でも問題ないので選択肢から外れた。で、次に思いついたのがメモリの増設である。8GB×2枚のセットでも1万円以下で購入できるようだったので、思い切って購入し、メインPCであるYuiに装着することにした。

購入するメモリについては少し悩んだのだけれど、サブPCであるAiで実績があったCORSAIR製のメモリから選ぶことにした。Yuiはメモリ動作クロックを1600MHzに設定しているので、DDR3-1600規格対応のメモリとして、たまたま店頭在庫があったCORSAIR VENGEANCE CMZ16GX3M2A1600C10(DDR3-1600 8GBx2、以下VENGEANCE)を選択。このメモリは比較的背が高いヒートスプレッダを採用した製品ではあるが、YuiのCPUクーラーはトップフローなグランド鎌クロスでメモリ周りへの干渉はあまり気にしなくても良いため、大丈夫だろうと思って購入。予想通り、装着には問題なく一安心。

YuiのマザーボードであるASUS P8Z68 DELUXEは、メモリ2枚でのデュアルチャネル構成の場合だとメモリスロットA2とB2へのメモリ装着が推奨されていたので、これまでメモリスロットA2とB2に装着していたUMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC(以下Cetus)を取り外してVENGEANCEを装着しYuiを起動。しかし、とんでもなく不安定になり、POSTが換装せず途中で再起動する有様であった。そこで、VENGEANCEをメモリスロットA1とB1に装着してみたところ、安定動作し、memtest86+やPrime95・OCCTでの負荷テストも問題なく完走させることができた。VENGEANCEをメモリスロットA2とB2に装着した状態で不安定になったのは、VENGEANCEが耐えられるCASレイテンシ設定では無かったためではないかと思う。P8Z68 DELUXEではメモリのCASレイテンシ設定がメモリスロットA1かB1に装着されたメモリの設定になるような気配である。そのため、CASレイテンシが9-9-9-28なCetusをメモリスロットA1とB1に装着するとCASレイテンシ設定が9-9-9-28になり、CASレイテンシが10-10-10-27なVENGEANCEでは厳しすぎて正常動作せず、逆にVENGEANCEをメモリスロットA1とB1に装着するとCASレイテンシ設定が10-10-10-27になってVENGEANCEもCetusも双方とも普通に動作するのではなかろうか。ま、とりあえずはYuiが安定動作しているので、この構成で行こうとは思う。

これまでYuiに装着していたCetusは、作業用PCであるKanaeに装着。Kanaeに装着していたPatriot製のメモリは特に使いどころが思いつかなかったので売却。

…実は、YuiのCPUクーラーをサイドフロータイプに換装したいと考えていたのだが、今回のメモリ換装により、メモリとの干渉が起きやすいサイドフロータイプのCPUクーラーに手を出しづらくなってしまった。今のところグランド鎌クロスの冷却性能・静音性には特に不満はないので、CPUクーラー換装はしばらく保留することにする。

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