うちの各PCについては、ノートPCであるKanaを除けばUSB3.0に対応できているのだが、USB3.0対応の周辺機器はまだそんなに揃っていない。USB3.0対応なHDDケースとクレードル、変換アダプタ程度である。USB3.0対応のUSBメモリにもそろそろ手を出したいとは思っていたのだけれど、高速な製品はやたら高価で、安価な製品は速度もそれなり（USB2.0比では十分速いが）ということで手を出しそびれていた。最近になって、SanDiskから高速なUSB3.0対応USBメモリExtreme USB3.0が発売開始され、性能の割にそんなに高価に思えない値段だったので、思い切って手を出してみることにした。

このExtreme USB3.0は容量が大きい製品ほど書き込み速度が速いので、今回は、少々迷ったものの、思い切って64GB品を購入。発注後、さほど時間がかからずに自宅に届いたので、早速、CrystalDiskMarkでベンチマークを取ってみた。左側がExtreme USB3.0、右側がうちのUSBメモリで最速クラスであったTranscend JetFlash600である。いずれも、メインPCであるYuiのUSB3.0接続（ホストコントローラはuPD720200）である。

Extreme USB3.0	Transcend JetFlash600

さすがに、USB2.0対応の製品とは比較にならない速度が出る。一昔前のSSDに匹敵するのではないかと思う。容量も大きいので、OSのブート用としても使い物になりそう。データの持ち運び用として使う予定なので、キャップレスデザインなのもポイントが高い。ただし、アクセスランプが目立たないのは残念。最初は、どこにアクセスランプが付いているのかが分からなかったほどである。