Home > PC > サーバ、HDD換装 (2012/07)

サーバ、HDD換装 (2012/07)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのサーバであるMamikoに搭載しているHDDのうち、1台のWD20EARS-00MVWB0(以下WD20EARS)の総使用時間が18000時間を超えていることに気がついた。2年は17520時間なので、2年以上、ほぼ24時間運用で使い続けたことになる。特にエラーや妙な動作などは発生していないとはいえ、さすがに、そろそろ換装を検討したくなった。

今回のHDD換装では、ついでなので容量を拡大させたいと考えた。2TBより容量が上のHDDとしては2.5TBから4TBまでの各種HDDが入手可能であったが、2.5TBではさほど容量増加のメリットがなさそうだし、4TBな製品は現時点ではまだ5枚プラッタ採用の製品しかなく、高価な上に稼働音・消費電力の面でサーバに入れるのはデメリットが大きいと考え、選択肢から除外することにした。で、3TBな製品から選択することになったのだが、サーバに搭載して24時間運用するため、稼働音と消費電力面から7200rpmな製品は選択しにくい。で、選択肢はWestern DigitalのWD30EZRX-00MMMB0かHGSTの0S03229(HDS5C3030ALA640)となり、安価で入手しやすかったWD30EZRX-00MMMB0(以下WD30EZRX)を選択。このWD30EZRXは750GBプラッタ4枚構成で、3枚プラッタ構成の製品よりはやや稼働音や消費電力が多めな可能性があったのだけれど、さほど気にはならないレベルで一安心。いつものようにWD Data Lifeguard Diagnostics(以下WinDLG)でEXTENDED TESTを実行してエラーが検出されないことを確認してから、WD20EARSの内容をコピーすることにした。

コピー対象のデータの総量が多く(1TB以上)、コピーと確認にかかる時間が長くかかる事が予想されたため、今回は、WD30EZRXをUSB3.0経由で外付けHDD化し、Mamikoを稼働させたままでコピー・確認を行うことにした。うちにはUSB3.0変換アダプタとしてタイムリー製のUD-3000SAと、センチュリー製の裸族のお立ち台USB3.0(以下CROSU3)がある。UD-3000SAは3TBのHDDに対応していることを公式には表明していない(実際には問題なく動作するらしい)点が不安だった。CROSU3については、ファームウェアアップデートで3TBなHDDにも正式対応するとの事だったので、ファームウェアアップデートを行い、CSOSU3を使用してWD30EZRXをMamikoに接続することにした。さすがに時間はかかったが、特に問題なくコピー・確認作業は完了し、MamikoのWD20EARSとWD30EZRXを入れ替えて換装作業は完了。ちなみに、WD30EZRXのバックアップ側のHDDは2TBのままなのでバックアップとしては容量が足りないが、まだデータの総量は2TBに達していないので今のところ問題なし。いずれは、このバックアップ側のHDDも3TBに増量する予定。

なお、WD20EARSの方もWinDLGでのテストを行ってみたところ問題が検出されなかったので、バックアップ用HDDとして運用することにした。

Comments:0

コメントする

Home > PC > サーバ、HDD換装 (2012/07)

Search

Feeds

Return to page top