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メインPC、SSD再換装(2012/04)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのメインPCであるYuiについては、システムドライブをSSD化してからしばらくして、容量増大とパフォーマンスアップのためにSSDを換装したのだが、最近になって、また、Cドライブの容量不足が気になるようになってきた。Yuiのメモリを16GBに増やした後辺りからページファイル等のサイズが増えたらしく、常に残り容量が10GB前後をうろうろする状態になっていた。さすがに一時的なファイル整理で何とかなりそうな状況ではなくなってきたので、さらに容量が多いSSDへの換装を行うことにし、情報収集を開始。

今後のことを考えて十分な容量を確保したかったので、換装するSSDについては240GBまたは256GBタイプのものを採用することにし、調査を開始。Intelの520や、まもなく販売開始されそうなOCZのVertex4にも惹かれたのだが、最終的に、PLEXTORのPX-256M3Pを選択。Intel 520はVertex3と同じSandForce2281搭載なので圧縮が効かないデータについてはパフォーマンスが落ちるし、Vertex4は、Vertex3が安定動作するまで時間がかかった(ファームウェア2.15でようやく安定)点と、搭載しているコントローラがまだ不明だった点が引っかかり、何となく選択肢から外した。

PX-256M3Pは通販にて購入。(昔の出来事があり)冒険だと思いつつTWOTOPで発注したら、またも心配になる出来事(注文確認メールの次に届くはずの出荷メールが届くのが遅く、その間にWebでは在庫切れ状態になっていた)があったものの、何とか無事に届いた。軽くPX-256M3Pの動作チェックを行ってから、Vertex3の内容をAcronis True ImageでPX-256M3Pにコピー。パーティションの内容を比較し問題ないことを確認してから、Yuiに搭載。PX-256M3Pは7mm厚なのでYuiのケースであるP280の2.5インチシャドウベイにはうまく収まらなかったため、3.5インチシャドウベイのHDDトレイに搭載。YuiのWindows7環境はあっさりと動作してくれて一安心。換装前後では、体感ではさほど差がない。何となく微妙にレスポンスが良くなったような気もしないでもないが。なお、Yuiの起動時間(電源Onからログイン画面に到達するまでにかかる時間)は大体45秒というところ。そのうちの30秒ほどはPOSTにかかる時間だったりする。

今回のSSD換装に際して、CrystalDiskMarkでベンチマークも行ってみた。テストデータが全て0の場合、SandForceコントローラ採用のVertex3だと圧縮が効いてベンチマーク結果が跳ね上がる。PX-256M3PではMarvellコントローラ採用でデフォルトでも全て0でもさほど結果は変わらない。

  デフォルト(ランダム) 全て0
Vertex3 120GB VERTEX3-Default VERTEX3-AllZero
PX-256M3P PX-256M3P-Default PX-256M3P-AllZero

元のVertex3も高速なSSDだったので、今回のPX-256M3Pへの換装では体感できるようなパフォーマンス向上は得られなかった。ただ、容量が倍以上になったことで安心感はかなりある。もっとメモリーを増やしても大丈夫そうだ。

前回、SSDをVertex3へ換装した際には、すぐにVertex3 Max IOPSが販売開始されて少し悔しい思いをしたのだが、今回も、PX-256M3Pを購入した翌週にはVertex4が販売開始されていた。Vertex4のコントローラがSandForce系なら特に気にしなかったのだが、Vretex4はMarvellの最新型コントローラを採用し、ランダム性能が向上しているようだ。このためVertex4はPX-256M3Pよりは性能は上のようだが、劇的に性能向上しているというわけでもないので、納得することにする。

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