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赤外線リモコンベンダー、導入

  • Posted by: おりおん
  • AV

うちのAVアンプであるDSP-AX863は、都合によりTVの後ろ側にあるAV棚に設置している。このため、通常のリモコンの置き場所からはリモコンの信号が届きにくい場所になってしまっている。リモコンでの操作をする際にリモコンを持ち上げてAVアンプ側の受光部に近づければいいとはいえ、毎度のこととなれば面倒になるので、何とか対処したいと考えていた。これまでは小さなミラーを使って何とか対処していたが、最近になって、上海問屋から「赤外線リモコンベンダー」(以下、DN-IRB530)という製品が発売され、うちのような環境だと有効そうなので、手を出してみることにした。

DN-IRB530は、製品のジャンルで言うと「IRリピータ」というタイプになると思う。要するに、受光部で受信したリモコン信号を発光部で発光させて中継することで、遮蔽物等で赤外線リモコンでの操作がしにくい場合でもリモコン操作を行えるようにする製品のことである。これまでに既製品はいくつか販売されていることを確認していたのだが、そこそこの値段(1万円以下はまず無い)なので手を出していなかった。DN-IRB530は販売価格が1300円ほどで、別途電源用のUSB/ACアダプタが必要になるとはいえ、それでも合計額は2000円を余裕で下回る。この値段だったら、もし上手く使えなくても納得できると考え、手を出してみた。

セットの内容は、本体・外部レシーバー・センダー・USB電源ケーブル・簡易説明書といったところ。当初、外部レシーバーとセンダーを両方とも本体に接続して使用開始したのだが、本体にもレシーバー機能があるのでレシーバーを接続しなくても普通に使えるようだ。センダーについては、プラグから3本のコード(1m/1.5m/2m)が生えていて、それぞれの先に発光部が付いている。そのうちの一つをAVアンプの受光部近辺にぶら下げて、もう一つをTVの受光部近くに貼り付け。この状態で、問題なくAVアンプの操作がリモコンでできることを確認。TV側は特に変わらなかったが、元からAVアンプ側ほど操作がしにくいということはなかったので、問題なし。導入コストのことを考えると、非常に有効なのではないかと思う。

ちなみに、DN-IRB530の電源は製品の性格から常に入れたままになり、消費電力が少し気になったので、念のためワットチェッカーで計測してみた。結果は、計測不能。どうやら、信号の中継中でさえ1Wを下回るようだ。仕様的には0.5W(DC5V 100mA)とのこと。これなら、電源入れっぱなしでも問題ないか。

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