うちのメインTVであるREGZA 37Z3500(以下37Z3500)には、録画用としてBUFFALO HD-ES500U2(以下HD-ES500U2)を接続していた。このHD-ES500U2はUSB経由でTVとの間の電源連動を行える製品で、REGZA系のTVとの接続をメーカーが保証している製品である。ただ、37Z3500のメイン電源を入れていない間でも、一日に数度は37Z3500側がバックグラウンド起動するようで､そのタイミングでHD-ES500U2も起動し、その際の動作音がやや気になっていた。そんな折、会社の知人がREGZAに2.5インチHDDをバスパワー駆動で接続し、うまくいったとの話を聞いたため、僕も試してみたくなった。

37Z3500の録画機能はレコーダーの予備扱いとして考えていて使用頻度が比較的低いこともあり、録画用のHDDとしては、容量はこれまでと同様に500GB前後の製品を採用することにした。速度についても、どうせUSB2.0接続なのでさほど重要でない。消費電力は、バスパワー駆動ということなので少なめがよさそう。で、少々迷ったものの最終的にHGST HTS545050B9A300に確定。USB2.0接続用のHDDケースは、安価で見た目も十分だった玄人志向のGW2.5AV-SU2を採用。

このHDDを37Z3500の録画用HDD用USBポートに接続したところ、無事に認識され、準備作業も開始された。しばらくして準備が完了。このあと、録画予約のテストも行ってみたが、特に問題なく録画できていた。37Z3500に2.5インチHDDをバスパワー駆動で接続することについて不安があったのだが、東芝純正の外付けHDDにもバスパワー駆動の製品があったりするし、動作にも問題ないようだ。

さすが2.5インチHDDだけあり、動作音も静か。HD-ES500U2に搭載されているHDDはHGST HDP725050GLA360で3.5インチHDDとしては静かな方ではあったけれど、やはり、2.5インチHDDには敵わないらしい。また、HDDのサイズ自体が小さいので、HD-ES500U2のようにTV台の上に縦置きではなく、37Z3500のスタンド近くに横置き(平置き？)することができるようになった。縦置き状態では転けそうでやや不安であったが、横置きなら安定していて良い感じである。