うちでサブPCとして運用しているAiについては、数日の連続稼働でハングアップするという不安定なところがあり、以前に安定化作戦を発動したのだが、まだ解決できていなかった。そこで、前回試していなかった箇所について、再度、安定化作戦を発動。
今回試したのは、電源交換である。電源交換を決意した理由は、メインPCであるYuiに装備しているSeasonic SS-650KMを一時的に取り外してAiに接続してみて負荷テストを行ってみたところ、いままで数分でエラーになってしまっていたOCCT実行・Prime95実行とも、1時間以上の継続動作を問題なく終えてくれたためである。つまり、品質が良い電源であれば安定度を上げられるのではないかと期待したのだ。
購入する電源として、ファンレスなSeasonic SS-400FLか、SS-650KMと同じくセミファンレス運用が可能なSS-560KMのどちらにするか迷った。AiのケースはSilverStone SST-TJ-08B-Eでファンレス電源を搭載するにはエアフロー面で不安があったため、最終的に、SS-560KMに決定。
SS-560KMをAiに搭載し、負荷テストのためOCCTとPrime95を実行してみたのだが…。嫌な結果が出てしまった。数分の後、エラーが発生してしまったのだ。SS-650KMだと問題なかったので、後継シリーズであるSS-560KMなら大丈夫だろうと期待していたのに…。あっさりと裏切られてしまい、がっかりである。
この時点で、まだAiとの組み合わせでテストしていなかった電源として、サーバMamikoに搭載しているAURUM AU-400があった。このAU-400もAiに接続してOCCT/Prime95での負荷テストを行ってみたが、残念ながら、エラーになってしまった。
ということで、安定化作戦その2は見事に失敗。元の構成に単純に戻しても良かったのだけれど、何となく、電源を入れ替えてみたくなった。メインPCであるYuiの次に消費電力が高いMamikoにSS-560KMを搭載し、Aiには元通りAYAKAZE300を搭載。作業用PCであるYukoには、AU-400を搭載。これまでYukoに搭載していたEnermax EES350AWTはとりあえず予備電源として確保。
なお、MamikoにSS-560KMを搭載してみた後でエアフローを確認してみたのだが、ケース内が負圧になっていてSS-560KMの背面メッシュから外気を吸入する状態になっていた。何となくケース内正圧のほうが良さそうに思えたので前面吸気ファンを強化し正圧化してみたのだが、今度はファンノイズが気になってしまったので、前面吸気ファンの回転数を落としてケース内負圧に戻した。この状態で、SS-560KMの筐体温度は室温とさほど変わらないので、そんなに悪くない状態なのかもしれない。
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