うちにあるαマウントのレンズには、SAL50F14を含めて単焦点レンズもがいくつかあり、使うシーンもそれなりにある。このSAL50F14は解像感もいい感じで条件が合えば積極的に使っていきたいレンズなのだが、50mmという焦点距離はAPS-Cサイズなら約1.5倍の75mm相当となり、少し望遠寄りになるので画角が足りず使いにくい状況が結構あった。人間の視野に近く自然に見える画角は50mm近辺ということで、うちにある、この画角をカバーできる単焦点レンズはマクロレンズなSAL30M28になるのだが、どうもSAL30M28は遠景の撮影が苦手な雰囲気である。で、情報収集を行ってみたところ、少し前に発売開始されたDT 35mm F1.8 SAM (SAL35F18)の評価がかなり良かったので、これを購入することにした。

SAL35F18はソニーストアから購入した。定価自体が比較的安い上に、クーポンやらでいろいろと割引が効いたので、購入価格は1万5千円ちょっとで、お買い得感はかなり高い。到着後、早速撮影テストのため出かけてみた。

神戸森林植物園で撮影。紅葉シーズン終わり気味の時に撮影したのと、ピント合わせに失敗した写真が多かったのでサンプルに出来そうなのはこの辺り。

六甲山の展望台から。かなり解像している感じ。

同じく六甲山の展望台にて。近寄っても逃げない猫がいたので撮影してみた。

このSAL35F18の購入価格のことを考えると、十分以上頑張っているのではないかと思う。AF動作音は少し気になるけれど、軽い上にF値も1.8からということで明るくて使いやすいレンズなので、これから出番が増えそうな感じである。SAL1680Zの出番が少し減るかな。