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クランクケース内圧コントロールバルブ、装着

  • Posted by: おりおん
  • バイク

少し前に、「クランクケース内圧コントロールバルブ」なるものの存在を知った。このクランクケース内圧コントロールバルブを装着してクランクケース内の圧力を制御することで、エンジンブレーキ低減・振動低減・燃費向上などといった効果が得られるらしい。シングルエンジンやツインエンジンでは効果を得られやすいようなので、思い切って装着してみることにした。

FireStormに対応するクランクケース内圧コントロールバルブについては、NAG SEDから専用のキットがリリースされているので、今回はそれを採用。製品を発注し、まもなく入荷の連絡があったので、ショップに出撃して装着を依頼することにした。

FireStorm対応のクランクケース内圧コントロールバルブは、エアクリーナボックス内にあるオイルキャッチタンクと入れ替える形で装着するようになっている。写真を見る限り、かなり小さなパーツに見えたのだが、意外に大きめ。

クランクケース内圧コントロールバルブ

装着前のエアクリーナボックス内はこんな感じだった。

クランクケース内圧コントロールバルブ装着前

装着後はこんな感じ。フラッシュを使い忘れたので暗く写ってしまった・・・。

クランクケース内圧コントロールバルブ装着後

オイルキャッチタンクが無くなることの影響がやや心配だけれど、エアクリーナボックス内とかオイルキャッチタンク内がオイルまみれになっていたわけでもないので、何とかなりそうな感じがする。ただ、ブローバイガスに含まれるオイルがクランクケース内圧コントロールバルブに付着しバルブの動作不良を引き起こすこともあるようなので、定期的なメインテナンスが必要らしい。次回車検の時にでも依頼してみるか。

今回のクランクケース内圧コントロールバルブ装着で、劇的ではないにしろ、体感できる効果はあった。エンジンブレーキの効きが少し(わずかに?)弱くなり、エンジンの回転と加速が少しスムーズになった。アイドリングの安定度も上がったような感じ。振動についてもやや弱くなったような。燃費については、まだ装着後の給油は行っていないので向上したかはまだ分からない。

なお、クランクケース内圧コントロールバルブ内で小さなバルブが動作しているので、この動作音が気になるとの情報もあって不安だったのだが、普段はさほど気にならなくて一安心。ただ、エンジンの使い方によってはカチカチといった動作音が聞こえてくることもあり、気になる人もいるかもしれない。

ちなみに、今回のクランクケース内圧コントロールバルブ装着にかかった費用は、バルブ本体と工賃を合わせて24000円ほど。金額的にはそんなに安くはないけれど、今のところ効果を実感できているので、満足度はそれなりにある。

・・・一応、追記。燃費については、少し向上したようだ。たまたまということも考えられるけれど、今まではだいたい走行距離が120km前後で燃料警告灯が点灯していたのが130kmあたりに伸びた。最終的に走行距離149kmの時点で13.6L給油したので、燃費は約11km/L。これまでは平均燃費が10km/Lだったことを考えると、少しではあるが燃費が良くなった計算になる。今回は、普段とさほど変わらない乗り方で、かつ、高速道路や信号の少ない道路の長距離巡航といった燃費に有利な走行もしなかったことを考えると、実際に効果があったと考えてもよさそうな感じがする。

 

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