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NISSIN製ラジアルポンプクラッチマスター装着

  • Posted by: おりおん
  • バイク

前回の車検の際にクラッチマスターからのクラッチフルード漏れが発覚したため、応急処置としてホース交換を行ってもらい、フルード漏れが発生しているように見えたリザーバータング側のニップルのパーツ発注を行っていた。しかし、フルード漏れが再発してきてホースも劣化してしまい、その上、このニップルに関する交換パーツは発注できないことが分かった。このため、クラッチマスター自体の交換を決意。今度は、NISSIN製のラジアルポンプクラッチマスターを装着することにした。

今回、発注したのはNISSIN製ラジアルポンプクラッチマスター(以下NISSINクラッチマスター)のピストン径がφ19の製品。どうやら普通に入手可能なのはφ19の製品のみらしい。今まで使っていたbrembo製ラジアルポンプクラッチマスター(以下bremboクラッチマスター)はφ16なので、いくらかはクラッチ操作が重くなることが予想されたのだが、それでも純正クラッチマスターよりはマシだろうと考えて発注に踏み切った。発注先はFireStorm購入元のレッドバロン。他の店舗と価格に大差ないようだったので、これまでもいろいろとメインテナンスやパーツ交換を依頼している安心感から発注を依頼することになった。しばらくしてからNISSINクラッチマスターが入荷したとのことで、FireStormをレッドバロンに持ち込んで作業を依頼。部品代と工賃込みで価格は21,000円強、作業時間も大体1時間程度というところであった。

NISSIN製ラジアルポンプクラッチマスター

メカニックさんの「そんなにはクラッチ重くなっていないみたい」という発言に少し安堵した後、FireStormを引き取り、軽く走ってクラッチ操作を行ってみた。意外だったのは、クラッチ操作自体は前のbremboクラッチマスターより軽く感じたこと。クラッチを握りっぱなしの状況であれば確かに重くなっているのだが、クラッチ操作を行う際には軽く感じる。まだ新しいから各所の動きが軽いだけなのかもしれないが、今のところ、嬉しい誤算というところ。あと、何となくではあるがクラッチの切れが良くなったような感じもする。これは、ピストン径が大きくなったことでクラッチレリーズシリンダ側の動作量を前より増やせたからかもしれない。

なお、このNISSINクラッチマスターもFireStormに装着するのはかなりギリギリという感じ。

各所とのクリアランスはギリギリ

ハンドルをめいっぱい切ると上写真のような状態になる。ギリギリ、カウルとメーターに干渉しないで済んでいる感じ。このNISSINクラッチマスターにはクラッチスイッチが装着されていたのだが、装着時にレイアウト的に厳しいとのことで取り外されている。

一つ誤算があるとすれば、クラッチマスター本体の色が黒ではなくてブラウンであったという点か。装着直後には気づかなかったけれど、よく見るとブラウンなことが分かった。ただし、かなり濃いブラウンなので、他の黒色パーツと比較してもさほど違和感なし。一枚目の写真を見てもらえれば、違和感が無いことを分かってもらえると思う。思っていたよりは気にならなかったので、今回は我慢。

ちなみに、元のbremboクラッチマスターのフルード漏れであるが、実際にはクラッチマスター側の問題ではなくリザーバータンクとの間のホースの劣化が原因であった可能性がある。クラッチマスター交換前のホース交換以降、フルード漏れが発生しなくなった。交換を中止することも考えたけれど、既にパーツを発注済みだったし、前回の交換から8年ほど経っていて新しいクラッチマスターに興味があったこともあり、交換は予定通り実行することになった。

Comments:2

shot2 | 返信

ブレンボのクラッチマスタはまだ持っておられますか?あれば格安で購入ぢたいのですが---。よろしくお願いします

おりおん からshot2 への返信 | 返信

コメントに気付くのが遅れて申し訳ありません。残念ながら、ブレンボラジアルクラッチマスターは既に売却処分しましたので、手元にはありません。ちなみに、それなりの値段が付きました…。

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