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ダウンローダ、モニタリング成功

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちでダウンローダとして運用しているAiについて、サーバAyakoと同じようにモニタリングを行ってみたくなった。SpeedFanを使って各種センサー情報を取得できていれば、SNMP経由でAyakoから各種センサー情報を取得できそうであったが、どうやら、現時点ではSpeedFan用のSNMP拡張がWindows7上で正しく動作しないらしい。で、情報収集を行った結果、「sf2mrtg」というソフトを発見。sf2mrtgはSpeedFanの共有メモリ経由で温度情報をMRTG用に取得するソフトで、ソースが公開されていたので、これを元にして各種センサー情報を取得できないか試してみることにした。

sf2mrtgはSpeedFanの共有メモリかCSV形式ログファイルからCPUとマザーボードの温度情報を取得し、標準出力に出力するソフトである。ソースを解析し、Visual C++ 2010 Expressでビルドが通るように変更した上で、以下のように改造してみた。

  • 標準出力への出力ではなく指定したファイルにテキスト形式で出力するように変更
  • 温度だけではなくファン回転数・電圧も取得できるように拡張
  • CSV形式ログファイルからのデータ取得機能カット

上記の拡張に伴い、.iniファイルの書式も変更。既にMRTG向けのソフトではなくなっているので、名前もsf_readに変更。

ビルドが通り、動作も確認できたので、このsf_readをWSHで定期実行するためにVBScriptを作成。出力されるテキストファイルをAyako上のHotSaNICでグラフ化するため、サポート用のPerlスクリプトも作成。HotSaNICでのグラフ化も正しく行えるようになった。

せっかくなので、作成したsf_readを公開してみる。元にしたsf2mrtgがGPLなのでソース込みで公開しておけば問題は無いと思うのだが、sf2mrtgの作者の方に許諾を取っておいた方がいいのだろうか。

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