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ダウンローダ、ケース換装(2010/08)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちでダウンローダとして運用しているAiについては、これまで、ケースとしてAntec製のNSK3400を使用していた。このNSK3400はコンパクトさが気に入って導入したケースなのだが、どちらかというと静音性寄りで換気性能がやや犠牲になっていることと、ケース前面パネルがプラスティック製であまり質が良くないことが少し気になっていた。少し前に作業用PCのケースをSST-SG03B-Fに換装した際に、このSST-SF03B-FがNSK3400同様のコンパクトさでより換気性能を期待でき、かつ、そこそこ格好いいケースということで、Aiについてもケースを換装したくなった。

今回、Aiのケースの換装を決意したことにはもう一つの理由があった。ちょうど、SST-SG03B-Fで使いやすそうでそこそこの性能もありそうなCPUクーラーであるSamuel17が発売されたことがきっかけである。SST-SG03B-FはCPUの横に電源をマウントするタイプのケースなので、あまり背が高いCPUクーラーは使用できない(最大82mmらしい)。少し前にも一旦SST-SG03B-Fへの換装を行いかけたのだが、この時点ではSST-SG03B-Fに搭載できそうでそこそこの性能がありそうなCPUクーラーは大手裏剣程度だったので、一旦、換装を思いとどまったのだ。Samuel17は25mmファンを装着した状態でも全高70mmなので、余裕を持ってSST-SG03B-Fに搭載できる。また、ヒートパイプ6本搭載でそこそこの冷却性能が期待できる感じだったので、このSamuel17を使う前提でSST-SG03B-Fへのケース換装を実行することにしたわけである。

今回、SST-SG03B-Fは前回と同様に通販にて購入。Samuel17については通販では入手しにくそうだったのでヨドバシカメラに出撃して確保。SST-SG03B-F到着後、ケース換装作業を開始。基本的にパーツ構成はCPUクーラーがKABUTOからSamuel17に変わる程度でほとんど変更無しなので、さほど困る点もなく完了。SST-SG03B-Fの前面ファンについては、Yukoの方のSST-SG03B-Fに装着していたGentleTyphoon 800rpmをファンのフレームごと入れ替えて装着(Yukoの方のSST-SG03B-FはS-FLEX SFF21D 800rpmに再換装)してみたのだが、思いの外、軸音か駆動音らしき高音ノイズが出ていることが気になったので、稼働音が気にならなくなるよう、試行錯誤を行うことになった。最終的に、Sofmapで安く売られていたThermalRight X-Silent 120 (900rpm)を装着し、ファンコン経由で少し回転数を落として運用する形に落ち着いた。なお、Samuel17に装着したファンについても試行錯誤の結果、KAZE JYUNI PWMになった。他にもPWMな12cmファンはあったのだが、アイドル時のファン最低回転数があまり下がってくれず稼働音がやや気になったので落選。

SST-SG03B-Fは電源LEDが高輝度白色LEDでHDDアクセスLEDが高輝度青色LEDということで、24時間運用するAiにとっては輝度が高すぎて使いにくい。このため、一度は、このケース付属のLEDを使わずに赤色・緑色LEDを別途装着して運用してみたのだが、装着場所の関係でLEDの点灯状況が分かりにくかった。このため、輝度低下のためスモークフィルムを貼り付け、光漏れの対処も行った上で元のケース付属のLEDを使用することにした。

今回の換装では、ケースとしての換気性能は上がったように思えるが、CPUクーラーの冷却性能はやや下がってしまったようで、ケース内の冷却性能としてはトントンか、若干悪化した程度か。拡張性についても似たようなものだが、メインテナンス性は若干悪化したかも。まぁ、NSK3400の使用開始からは3年以上経っていたし、見た目はSST-SG03B-Fの方が気に入っているので、良しとしよう。

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