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サーバ&メインPC&作業用PC、HDD換装 (2010/06)

  • Posted by: おりおん
  • PC

少し前にWD Caviar Greenシリーズの新製品であるWD20EARS-00MVWB0が発売開始された。容量2.0TBで667GBプラッタ採用とのことでパフォーマンスが上がっていることが予想できたので、例によって使いたくなった。で、空き容量が心許なくなってきたサーバAyakoの一部のデータパーティションの容量拡大を行うために使うことにし、メインのデータ用・バックアップ用として2台購入。

購入当初は、メインのデータ用・バックアップ用ともWD20EARS-00MVWB0を割り当てるつもりだったのだが、

  • 近い時期に製造されたHDDをメインのデータ用・バックアップ用の両方に割り当てることに不安があった。もしHDDに製造上の問題があった場合、メイン側・バックアップ側共々同じ問題を抱えている可能性があり、同時期にトラブルになってメイン側・バックアップ側双方ともダウンしデータを失ってしまうかもしれない。
  • バックアップ用に最新世代のHDDを使うのはもったいない。

という理由で、メイン側のみWD20EARS-00MVWB0を割り当て、バックアップ側は他のHDDを割り当てることにした。ただし、Ayakoで使用しているマザーボードP7H55D-M EVOはSATAポートが6個で、また、ケースであるP183はHDDベイが6台分で既に最大数まで装備しているため、搭載HDD数をこれ以上増やしにくい。このため、バックアップ側のHDDはWD20EARS-00MVWB0と同じ2.0TBの容量が必要となるので、メインマシンYuiに搭載していたWD20EARS-00S8B1をWD20EARS-00MVWB0と交換し、WD20EARS-00S8B1をAyakoのバックアップ用として割り当てることにした。ついでに、Ayakoのメインデータ用HDDのうちWD20EARS-00MVWB0と置き換えたWD10EADS-00M2B0をWD10EADS-00L5B1と置き換え、WD10EADS-00L5B1はバックアップ用に転用。この換装で、WD10EADS-00L5B1が1台、WD10EACS-00D6B0が1台浮いた。

浮いたWD10EADS-00L5B1については作業用PCであるYukoに搭載することにし、それまでYukoに搭載していたWD5000BEVTのパーティションの内容をコピーしてみた。YukoはWindows VistaとFedora 12のデュアルブートにしていたのだが、HDDの容量が増えたことでジオメトリ情報か何かが矛盾してしまったらしく、いずれも起動できなくなった。Windows Vistaのスタートアップ修復でも問題を解決できなかったので、仕方なく、Windows Vistaと必要な各アプリケーションを再インストールしデータも復旧。Fedora 12側については、Fedora 13をインストールして各種設定を行い、デュアルブート状態を復旧することができた。WD5000BEVTについては外付けHDD化することにし、内容を他の予備HDDにバックアップした上でケースを確保し内蔵。

ちなみに、WD20EARS-00MVWB0・WD20EARS-00S8B1の双方はAFT採用HDDなので、パーティション境界が4KBに揃っていないと書き込みパフォーマンスが悪化してしまう。Linux上でもfdiskでの設定を適切に行うことでパーティション境界を4KBに揃えられるようなのだが、やや難度が高そうに思えたので、今回は、一旦Yuko上のWindows Vistaでパーティションのみ設定してからAyakoに搭載し、ファイルシステム作成はAyako側で実行してみた。bonnie++で読み書きパフォーマンスを確認してみたところでは特にパフォーマンスが悪いようには見えないので、一応、うまくいっているようだ。

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