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ダウンローダ、更新 (2008/07)

  • Posted by: おりおん
  • PC

昨年の仕事の成果が反映されていくらかの臨時収入があったため、PC関連で何か投資してみたくなった。当初はサーバAyakoのマザーボード・CPUの更新を行おうかと考えたのだが、現時点では更新したくなるだけの魅力がある構成がなさそうであったので、ダウンローダAiの構成を更新することにした。

これまでのAiの主な構成はCPUがAMD Athlon X2 BE-2350 (2.1GHz)でマザーボードがAsustek M2A-VM HDMI (AMD 690G + SB600)であったが、少し前にCPUは上位製品のAthlon X2 4850e (2.5GHz)、マザーボードも後継チップセットであるAMD 780Gが発売されていて、この構成で行くことにほぼ決定し、具体的にマザーボードを選択するためにいろいろと情報収集を行ってみた。場合によってはCore2Duo E7200 + G33チップセットの構成の方が低消費電力になるかもしれないとの情報もあって思わずそちらに傾きかけたのだが、最終的に、CPUはAthlon X2 4850e、マザーボードはGIGABYTE GA-MA78GPM-DS2Hを選択。今回は、Aiの前回の更新の際にサウスブリッジSB600との相性の悪さで断念したWindows Vista導入も行うことにし、Windows Vista Ultimate 32bit DSP版も合わせて購入。なお、メモリーについては変更する必要がなかったため、そのまま前の構成から流用。

マザーボードとしてGA-MA78GPM-DS2Hを選択した理由は、サイドポートメモリーとしてDDR3-SDRAMを搭載していることと、固体電解コンデンサ全面採用、ファンコントロール機能がCPUファン以外にもケースファン1系統についても効く点である。いつもならAsustek製のマザーボードを選択するところなのだが、サイドポートメモリーを搭載している製品がなく、今回は選択肢から外れた。サイドポートメモリーに注目したのはVista導入のため少しでもグラフィックパフォーマンスを上げたかったためである。また、24時間運用前提なので、固体電解コンデンサ全面採用とファンコントローラ機能はかなりポイントが高かった。

購入後、AiのWindows XPシステムパーティションをバックアップしてからパーツの入れ替え作業を開始。パーツの入れ替え作業自体はさほど困る点もなく完了し、Windows Vistaの導入もあっさりと完了。引き続き、各種ドライバの導入とアプリケーション類のインストールを行い、最低限の環境設定を完了。

この時点でAiの動作について問題なさそうな感じであったのだが、一つ、まずい挙動が発覚。うちの各PCはATEN製のCPU切り替え器CS1764を経由して液晶モニタ・キーボード・マウスと接続しているのだが、Aiから他のPCに切り替えるとAiの画面解像度が強制的にXGA(1024x768)に切り替えられてしまうのだ。以前の構成だと、一旦は解像度が落ちるもののすぐに本来の解像度に戻るという挙動だったので実害はなかったのだけれど、今回は本来の解像度に戻らないのでかなり重大である。この時点でいろいろと試行錯誤してみたものの、結局、意図した挙動は得られず、結局、ATEN製の新型CPU切り替え器であるCS1784を導入して対処できた。このCS1784導入の件については後ほど。

参考までに、現在のAiのWindowsエクスペリエンスインデックスはこんな感じ。グラフィックス周りのパフォーマンスがあまり高くないけれど、このレベルでもAeroを動作させるには十分らしく、あまりストレスは感じない。

AiのWindowsエクスペリエンスインデックス

ちなみに、この構成での消費電力はアイドル時で42W前後、フルロード(Orthos実行時)で92W前後というところ。フルロード時の消費電力が高めだけれど、平均負荷は20%あたりでフルロードが続くことはあまりないので気にしないことにする。

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