うちのサーバAyakoについて、一部のパーティションの空き容量が厳しくなってきた。少し前にパーティションサイズの調整を行って凌いでみたのだが、やはり厳しいことには変わりはなかったので、結局、HDDを追加して対応することにした。

今回追加したHDDは、Western Digital製のWD10EACS-00D6B0である。他の7200rpmなHDDにも惹かれたけれど、WD10EACS-00D6B0は5400rpmながらプラッタ容量が大きいために十分なパフォーマンスを発揮し、その上静かで省電力であることが分かっていたので、購入を決断。いつものように、WD純正ツールで完全スキャンを行い問題がないことを確認してから、コピー作業を開始。

まず、このHDDに半分ずつのパーティションを切り、容量が厳しくなっていた/dsv/sda (HGST HDP725050GLA360）内のパーティションの一つの内容をそのうちの一つにコピー。もう一つのパーティションには、それまで /dev/sdbとして使っていたWD5000AAKS-00TMA0の内容をコピー。このWD5000AAKS-00TMA0については、そのままバックアップ用へと転用。

上記のコピー作業の結果、/dev/sda内のコピー済みパーティションを削除することができ、空きができたので、パーティションサイズの再調整も実行。同様に、バックアップ用のHDDについてもパーティションサイズの調整を行ったのだが、この再調整作業中にパーティション操作に失敗してしまいパーティションを一つ分、内容を失ってしまった。かなり前に一時的に保存していたバックアップデータが消滅してしまったので少しショックはあったれど、他にはバックアップ用パーティションということで実質的な被害はほとんどなかったのは救いであった。GPartedでもパーティション操作に失敗することはあるのか・・・。

なお、今回のHDD追加によりAyakoの搭載HDD数が7台となり、これまで使用していたSATA構成(マザーボード上に4ポート＋SATAI2-PCIeの2ポート）ではSATAのポート数が足りなくなったので、SATA2I2-PCIeの代わりにSATA2I4-LPPCIを装着し、最大8ポートにまで対応できるようにして対処。

今回のHDD追加により、Ayakoが装備しているHDDの総容量は遂に5TBへと拡大。ただし、実際にはバックアップ用として半分を使用しているため2.5TBになっている。でも、これだけ容量があれば、もうしばらくは大丈夫だと思う。