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Ninja1000SX、初回車検。(2023/03~04)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

うちのNinja1000SXについて、新車購入から3年が経過し、ついに初回の車検を受ける時期になった。車検自体はFireStormで何度も受けているのだが、初回車検はこれまでのバイク人生の中で初めての経験である。

車検を受ける前にいったんカワサキプラザを訪問し、車体の状況を確認してもらった。これまでの定期点検と同じようにオイル交換・オイルフィルター交換を行う以外に、エアフィルターエレメント交換・ブレーキフルード交換を勧められた。プラグは純正でイリジウムプラグが入っているのでまだ大丈夫だろうということになった。他に、そろそろ交換が必要であろうと思っていたのがフロントタイヤであった。これまでで約1万キロ走行していて、フロントタイヤについてはまもなくスリップサインが出る状況だったのだ。リアタイヤについては十分に溝が残っていてまだ大丈夫だと思っていたのだけれど、偏摩耗(センター付近が減ってきていてやや平べったくなっている)を指摘され、こちらも交換を勧められた。少し迷ったものの、思い切って前後ともタイヤを交換することを決意。新たに装着するタイヤについては純正と同じS22ではなく去年発売開始されたミシュランROAD6を採用することにした。ROAD6に決めた理由は、ライフと性能のバランスが良さそうであったのと、FireStormでずっとROADシリーズを使っていていい感じであったためである。

S22-Front

S22フロントタイヤの状態。
かなり磨耗が進んでいる。

Ninja1000系はややフロントヘビーなこともあって
フロントタイヤの消耗が早いようだ。

S22-Front-Up

S22フロントタイヤの拡大。

まもなくスリップサインが出てきそう。

S22-Rear

S22リアタイヤ。

十分に溝が残っている感じ。

S22-Rear-Up

S22リアタイヤの拡大。

写真では分かりにくいけれどセンター部分の磨耗が進んでいる。

また、カワサキプラザでは車検にかかる日数が長めになるとも言われた。春先は冬眠から覚めてくるライダーが多く車検の依頼も増えるようで、車検に時間がかかるらしい。FireStorm時代の経験から車検は1週間ほどで終わると予想していたのだけれど、2週間はかかりそうと言われてしまった。この時点ではまだ車検を受けられる時期ではなく、車検を受けられる時期になったら早々に車検を依頼することにし、カワサキプラザを後にした。

Ninja1000SXの登録日時は2020年4月13日で、登録が切れる1ヶ月前である3月12日から車検を受けられるということであったので、その前の週末である3月11日にカワサキプラザに出向き車検を依頼。タイヤを含めて各種交換の依頼と2年分のメンテナンスパック加入を連絡。前には車検は2週間ほどかかると言われていたのだが、実際に車検を依頼した時点では3月中に車検が終わらない可能性を伝えられた。3月末から4月頭にかけては桜を見に行ったりするなどバイクで出かける機会があるので、可能なら3月中に車検を完了して欲しいとの希望を伝えた上でNinja1000SXをカワサキプラザに預けて帰宅。

最悪の場合、4月に入ってからの車検完了を覚悟していたのだけれど、何とか3月中に間に合わせてもらえたらしく、3月28日に車検完了との連絡があった。3月28日は平日なのでNinja1000SXを受け取りには行けないけれど、3月31日であれば在宅勤務で早めに仕事を切り上げれば何とかカワサキプラザの営業時間内に受け取りに向かえるようだったので、3月31日に向かう旨の返答を行い待機。3月31日は仕事を早めに切り上げてカワサキプラザに向かい、無事にNinja1000SXを引き取ることができた。今回の車検にかかった費用はタイヤ交換とメンテナンスパック加入込みで約23万円というところ。想定していた予算よりはかなりオーバーしてしまったが仕方なし。

前後ともタイヤが新品に替わっているためにNinja1000SXの乗り味が変わっていることは予想していたのだけれど、予想以上に変わっていて驚いた。S22は切れ込みが強くてヒラヒラ感も強めという感じであったのだけれど、ROAD6は切れ込みが弱く安定度が高めでヒラヒラ感が弱め、という感じであった。最初は違和感があったけれど、しばらくすると慣れてしまい気にならなくなった。S22時代では切れ込みを手で押さえ込むこともあったので、ROAD6の切れ込みが弱くなったのは歓迎できる。乗り心地はやや固めになった感じであったが、この時点ではROAD6の方がライフ向上のためS22よりコンパウンドが固めなためであろうと予想していた。

ROAD6-Front-Tread

フロントのROAD6のトレッド。

ウェット性能向上のためS22よりはかなり溝が多い。

ROAD6-Front-Side

フロントのROAD6のサイドウォール。

確かにROAD6である。

ROAD6GT-Rear-Tread

リアのROAD6GTのトレッド。

この時点では普通にROAD6だと思っていた。

ROAD6GT-Rear-Side

リアのROAD6GTのサイドウォール。

あれ、ROAD6じゃなくてROAD6GTだ、と気付いた。

Ninja1000SXの引き取り時はタイヤのトレッド面のみ見てタイヤが替わっていることを確認したのだけれど、数日経ってからタイヤのサイドウォールを確認してみたところ気になる点を発見してしまった。フロントにはROAD6が装着されていたのを確認できたのだけれど、リアにはROAD6GTが装着されていた。ROAD6GTはROAD6の重量車向けバリエーションであるが、Ninja1000SXは重量車というほどでも無いし、前後ともROAD6GTであるならともかくリアだけROAD6GTであるのは不自然に思えたのでカワサキプラザに出向いて確認を依頼することにした。その結果、リアのROAD6GTは意図的に装着されていたのではなくて間違って装着されてしまったようであった。意図せずに前後でタイヤの品種が異なってしまう状況は気持ち悪いため、リアについてもROAD6装着を依頼。

しばらくしてリアのROAD6の入荷連絡があったので、次の週末にROAD6の装着を行ってもらうことにした。作業時間は1~2時間とのことであったので、作業を行ってもらっている間は別の用事をこなすため外出し、しばらくしてからカワサキプラザに戻った。無事にROAD6への入れ替えが終わっていたので、Ninja1000SXを引き取って帰宅。この時点で、車検完了直後に感じていた乗り心地の固さはかなり軽減されていた感じであった。これはROAD6GTが固めであったためか、あるいはしばらく走行した結果としてタイヤの固さが抑えられてきたのかは分からない。

 
ROAD6-Rear-Tread

リアのROAD6のトレッド面。

ROAD6GTとの違いは分からない。

ROAD6-Rear-Side

リアのROAD6のサイドウォール。

ちゃんとROAD6である。

今回の車検では、想定より時間がかかったりタイヤのトラブルがあったりしたけれど、何とか無事に終わって一安心である。これからツーリング向けのシーズンに入ることもあり、出かけられそうならどこかに出かけてみようと思う。

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