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サブPC、電源換装。(2022/12)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのサブPCであるAiについては電源としてFractal Design製のION Gold 550Wを搭載していたのだけれど、たまに不意にシャットダウンしてしまう症状が発生していた。電源の不具合を疑ってRMAでの交換対応を行ったけれどまた発生してしまったので別の電源で発生するか試してみたくなった。少し予算に余裕があったこともあり電源の換装を実行することにした。


新たに採用する電源については80PLUS Platinum以上でかつ出力が大きくない電源を選択したかったのだけれど、最近はATXまたはSFX規格で80PLUS Platinum以上かつ低出力の電源の選択肢がほとんどないことが分かった。調査していた時点では80PLUS Platinum以上という条件を満たす製品は出力が600W台あたりからになってしまっていたので、消費電力が30W前後であるAiに搭載するにはオーバースペックで電力効率もあまり期待できそうになかったのだ。仕方なく80PLUS Platinum以上という条件を妥協して80PLUS Gold以上という条件に緩和して調査してみて、最終的にFractal DesignのION SFX 500Gを選択。ION SFX 500GはSFX-L規格で500W出力の80 PLUS Goldな電源である。SFX-L規格であるがATX電源互換用のプレートが付属しているので、Aiのケースには問題なく装着できる。

ION SFX 500Gはいつものように通販で購入し、まもなく到着。Aiに搭載していたION Gold 550Wを取り外し、ION SFX 500Gを装着する作業を行った。一つ予想外だったのが、ATX電源ケーブルとEPS/ATX12Vケーブルが短かったこと。SFX-L規格ということで小型ケースに搭載することを意識しているようで、ION Gold 550Wのケーブルよりかなり短かった。製品仕様にはケーブル長も記載されていたのだがすっかり見落としていた。ケーブルが短いことで裏配線ができなくなったけれど、表配線なら十分に届く長さであったので表配線での接続に変更。

ION SFX 500GはZeroPWMモードを採用していて、いわゆるセミファンレス動作になっている。ただし、他のセミファンレス動作電源のようなモード切替(セミファンレス動作のON/OFF切替)はできずセミファンレス動作固定となっている。Aiは24時間運用なのでできればセミファンレス動作を切りたかったのだけれど、切れないのでセミファンレス動作のまま運用することにした。もっとも、Aiの平均消費電力が30W前後というところで電源の発熱も低めであることが予想されるので、ファンが停止したままでの運用でもおそらく大丈夫だと思う。

あとは、たまに発生していたシャットダウン症状がION SFX 500Gでも発生するかどうか、というところ。この症状が発生すること以外はAiは安定動作していたので、症状が発生しない事を期待してしばらく様子を見てみようと思う。

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