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メインPC&サブPC、SSD換装。(2021/08,09)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのメインPCであるYuiに搭載してシステムドライブとして使用しているSSDであるSamsung 980PRO 500GBについて、ファームウェアのアップデートがあったことに気がついた。そのままアップデートするのは怖いので念のためAcronis TrueImageを使ってバックアップを行おうとしたのだが、妙に時間がかかって失敗する状況であった。何度か失敗した後、もしかすると何らかのエラーが発生しているのではないかと考えてチェックを行ったところ、不良ブロックが発生していることが発覚…。

980PRO-500GB-Error

Samsung MagicianによるDiagnostic Scanの結果。
狭い範囲だが不良判定されたブロックが存在している。(赤いブロックが不良箇所)

この980PRO 500GBについてはそのまま使い続けても大丈夫か不安になったので、まだ保証期間内であったこともありサムスンのサポートセンターに交換対応が可能か問い合わせてみた。その結果、サポートセンター側で異常が確認できれば交換対応が可能との返答をもらったので、サポートセンターに送ることにした。この980PRO 500GBはシステムドライブであり、そのまま送ってしまうとYuiが起動できなくなるため、別途、システムドライブ用のSSDを確保し、980PRO 500GBの内容をクローンした上で発送することにした。なお、980PRO 500GBの発送は元払いでの発送を指定されたので仕方なく元払いにて発送。

換装用のドライブとしては、少々迷ったあげく、Western Digital製のSN850シリーズの1TB品を選択。1TB品にしたのは、換装ついでに容量を増やしておきたかったためである。SN850 1TBは通販で発注してまもなく届いたので、980PRO 500GBの内容をクローンして、内容が一致していることとYuiの起動が正しく行われることを確認した上で正式にYuiのシステムドライブとして運用を開始。

980PRO 500GBの方は発送前に念のため全域ゼロフィルを行ったのだが、ゼロフィル後、不良ブロックが検出されなくなった。その代わり、健康状態表示は100%から99%に減少。この状態だとサポート窓口の方では不良判定にならないのではないかと不安になったけれど、そのまま送ってみた。サポートセンターからは確認作業の後で1週間程度で発送するとの連絡を受けていたので、返送されてくるまでしばらく待つことにした。

1週間後、サポート窓口から980PRO 500GBが返送されてきた。返送されてきた980PRO 500GBの製品パッケージが発送時と同じ開封後状態のままだったので、サポートセンターでは異常を確認できずそのまま返送されてきたのかと思ったのだけれど、同封されていた修理報告書に記載された診断内容では「本体が動作不能な状態で認識・アクセスできないことを確認」との記載があり、交換対応になっていた。発送前には普通に動作していたがサポートセンターに到着した時点で症状が悪化していたのかもしれないけれど、もしかすると今回のような依頼があった場合には交換対応が基本になっていて、修理報告書の診断内容は定型文なのかもしれない。

980PRO-500GB-SMART

返送されてきた980PRO 500GBのS.M.A.R.T.内容。
使用時間は普通かもしれないが電源投入回数と読み書き量が妙に多いのが気になる。
動作チェックだけでこのような状態になる気がしない。

返送されてきた980PRO 500GBの状況からすると、新品交換ではなくて動作チェック済みの再生品が返送されてきたのではないかと思う。修理報告書に「交換品は入念に検査を行い万全を期して出荷」との記載があったので時間をかけて検査を行ったことが予想されるけれど、それにしても読み書き量が妙に多いような。ただ、健康状態は100%判定だし、Samsung MagicianでのDiagnostic Scanの結果も異常なしなので、気にしないことにする。

この返送されてきた980PRO 500GBについては、サブマシンであるAiのシステムドライブとして流用することにした。Aiのシステムドライブは同じ980PROの250GB品を使用していたのだけれど、使用開始してから1年も経たないうちに健康状態が減り始めていたのが気になっていて、容量を増やして余裕を持たせ、寿命にも余裕を持たせようと考えたのだ。250GB品から500GB品にクローンを行い、内容が一致することとAiが正常起動することを確認した上で、正式に500GB品の方をシステムドライブとして運用開始。

余った980PRO 250GB品については、Yuiの作業用ドライブとして搭載していたPLEXTOR PX-256M8PeGと換装することにし、こちらも内容のコピーと比較を行って問題がないことを確認した上で運用を開始。このPX-256M8PeGは以前にAiのシステムドライブとして3年ほど使用していた製品で、健康状態表示が既に87%となり劣化が進んでいることが予想された。引き続き重要でない仮データ置き場や作業用として使うことも考えたけれど、結局、売却処分を行うことにした。

今回はシステムドライブの不良発覚ということで少々驚いたものの、新しいドライブ購入のための出費があったもののデータ的には実害がなくて良かった。定期的にバックアップを取っていればデータ損失等の酷い状況も回避できるとはいえ、面倒なのでバックアップには手を出していない。やはり、バックアップも検討した方が良いかもしれない。

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