昨年はコロナ禍により中止となったBIKE!BIKE!BIKE!について、今年は開催されるかどうか不安になっていて時々鈴鹿サーキットのサイトを確認していたのだけれど、3月下旬になってようやく5月1日に開催されるとの発表があり、チケットが発売開始された。

今年はコロナ禍の影響により例年と比較すると制限がかかった形でのチケット販売となっていた。午前と午後の部に分かれていて、かつ、それぞれの部でチケットの販売枚数が1700枚に制限されていて、あまり余裕がないように思えたので早めにチケットを購入することにした。午後の部にすると帰宅時間が遅くなりそうだったので午前の部のチケットを購入。早めに鈴鹿サーキットに入るために前日夜からのホテルも予約。

チケットはモビリティステーションのサイトでオンライン購入したので実チケット発行をファミリーマート店頭で行うことになっていたのだが、ここで重大なミスをしでかしてしまった。チケット購入後に送信されてきたメールにはチケット交換期限の記載があったのだが、これを確認していなかったのだ。チケット交換期限に気がついたのは交換期限から3日ほど過ぎた後であり、その時点ではモビリティステーションでのチケット販売状況が完売となっていたのを見てしまったため、かなり慌てた。ダメ元でモビリティステーションに電話をしてみたところ、予想通り、交換期限切れのためチケットは無効とのこと…。この時点で今年のBIKE!BIKE!BIKE!への参加はできないと気落ちしてしまったのだが、電話先の担当の方から「まだチケットありますよ」との有り難いお言葉が…。改めてモビリティステーションで確認することにし、電話を切った。改めてモビリティステーションで確認したところ品薄にはなっていたがまだチケットが販売されていることを確認できたので、改めてチケットを購入。チケット完売に見えた理由は不明だが、購入できたので良し。今度はちゃんとチケット交換期限までにチケットを発行し、当日まで待つことにした。

BIKE!BIKE!BIKE!開催当日までしばらく間があったので色々と準備を行い待っていたのだけれど、次第に気になってきたのがコロナ禍の影響であった。チケット再購入の時点では感染者数が増えてきていたものの非常事態宣言等の状況にはなく何とか当日は鈴鹿まで行けるのではないかと期待していたのだけれど、まもなく大阪・兵庫が「まん延防止等重点措置」の対象地域に指定された。まだ何とか出かけようとは思っていたのだが、ゴールデンウィーク前に、ついに東京・大阪・兵庫・京都に緊急事態宣言が発出された。さすがにここまで来ると県をまたいだ移動は避けた方がいいと考えるようになり、かなり残念ではあるけれど今年のBIKE!BIKE!BIKE!の参加は諦めることにした。予約済みのホテルについては、かなり先の日付であったこともありキャンセル料もなく普通にキャンセルできた。

モビリティステーションにおいては通常は利用者都合でのチケットの払い戻しは行われないのだが、今回はコロナ禍の影響で参加できなくなった場合に特例として払い戻し措置が行われることになった。払い戻し措置の対象となるのは、感染者・濃厚接触者以外に「緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置対象地域にお住いのお客様」とあり、これに当てはまるので、払い戻し依頼を行うことにした。払戻し請求書とチケットをモビリティステーションに郵送すれば払い戻し措置が行われるとのことだったので、払戻し請求書を印刷して必要事項を記入し、チケットを同封して郵送。この記事を書いている時点ではチケットはキャンセルされているが払戻しはまだ行われていない。チケット代から振込手数料が差し引かれた金額が振り込まれるはずだが、チケット代はそんなに高額でもないし気長に待つことにする。

去年のBIKE!BIKE!BIKE!は中止にはなったけれどまだNinja1000SXの慣しが終わっていなかったために参加しないつもりだったからさほどショックは受けなかったけれど、今年はさすがに参加したかったので非常に残念である。来年こそ、コロナ禍が落ち着いて普通に参加できるようになっていることを祈る。