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仕事用キーボード、修理。(2015/10)

  • Posted by: おりおん
  • PC

現在、仕事で使用しているキーボードはFILCOブランドのMajestouch TenkeyLess FKBN91M/NB(以下FKBN91M)で、去年にキーキャップ入れ替えを実行して以来、特に問題なく使用できていた。しかし、最近になって一部のキーについてチャタリングが発生するようになり、さすがに対処が必要になってきた。キーボード自体の買い換えを行うという選択肢もあったけれど、問題となっているのは一部のキーだけなので、今回は修理を行うことにした。

FKBN91MはCherry茶軸スイッチを採用したキーボードなので、問題のキーに対応するスイッチを交換すれば問題解決できると考え、茶軸スイッチを通販にて発注。1個だけの発注はできず10個セットでの購入となり、送料込みでの価格は1600円弱だった。キーボード買い換えのことを考えればだいぶマシだとはいえ、あまり安くはない。

この時点でチャタリング頻発を確認できていたのは「O」キーだったので、FKBN91Mを分解してキーボードベースを取り出し、「O」キーに対応するキースイッチの交換を行うことにした。

FKBN91M-1 問題が発生している「O」キーと、
周辺のキーのキーキャップを取り外し。
FKBN91M-2 キーボード基板からキースイッチを取り外すため、
ハンダ吸い取り器を使ってハンダを除去。
(左写真赤丸部分)
基板にもキーキャップに対応する文字の印刷が
あるので、取り外すべきキースイッチの特定は楽。
FKBN91M-3 キースイッチ取り外し。
FKBN91M-4 キースイッチを取り外した箇所に新しいキースイッチを
取り付け、基板側もハンダ付け。
同じ茶軸とはいえ、新旧で軸の色が違うとは
思わなかった。ただしキーキャップを取り付ければ
見えなくなる箇所なので、問題なし。
動作確認後、元通りに組み立てて作業完了。

実は、「O」キーのキースイッチ交換後、動作確認中に他のキーでもチャタリング発生を確認したので、そちらもキースイッチを交換していたりする。キースイッチを10個単位で購入したので、まだ交換する余裕があってよかった。

今回の修理で、無事にチャタリングを解消できた。FKBN91Mは購入してから6年以上経っているが、購入直後の初期不良交換以外は大きなトラブルもなく使えている。ただ、次にトラブルが発生した場合はさすがに買い換えるかもしれない。

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