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MX Master、購入(2015/04)

  • Posted by: おりおん
  • PC

これまで、自宅と仕事で使用してきたマウスはロジクール製のM950である。ハイエンドなマウスであり、性能・機能的にも十分ではあるのだけれど、ここ数年はモデルチェンジがなく進化が止まっている状態であった。各マウスはそろそろ外装の劣化が進んできた上に自宅用のM950がチャタリング発生などトラブルも発生し始めてきたので、そろそろ次世代のマウスに置き換えたくなっていたのだけれど、ロジクールからハイエンドマウスの新製品が出そうな気配はまだなかった。そんな折、ロジクールの次世代ハイエンドマウスMX Masterの情報がリークされ、まもなく正式発表されたので、これに手を出してみることにした。

さすがに実物を見ないで購入を確定するのは冒険すぎるので、MX Master発売日に、サンプルが置いてありそうなヨドバシカメラ梅田に出撃して、実際に触ってから購入するかどうかを決めることにした。発表された実機画像を見て、戻るボタン・進むボタンが上下二段になって配置されている点が特に気になっていたのだ。予想通りサンプル機が置いてあったので触ってみた結果、購入を決意。今回は思い切って、一度に自宅用と仕事用の2台をまとめて購入。

購入後、設定用ソフトウェアLogicool Optionsをインストールして使用を開始。気になっていた、戻る・進むボタンの件については、戻るボタンについては慣れれば問題ない事が分かったけれど、進むボタンについては、やはり厳しい印象。もっとも、進むボタンはそんなに使わないので、何とかなりそうではある。

MX Masterでは、M950の前に使っていたMX Revolutionに搭載されていたSmartShiftテクノロジーが復活。今回、MX Masterに手を出すことにした最大の理由が、このSmartShiftテクノロジーである。この機能は、ホイールを回す速度に応じて、クリック・トゥ・クリック(クリック感のある回転)と、フリースピン(自由回転)を自動的に切り替えてくれる機能である。これがとっても便利なのである。普段はクリック・トゥ・クリックで、長い縦スクロールを行いたい場合にはフリースピンという状態を手動で切り替えることはM950でもできるのだが、やはり、自動切り替えが行えると非常に便利なのだ。

また、MX Masterのホイールにはチルト機能がない代わりに、サムホイールによる水平スクロールが可能になっている。水平スクロール系の操作はやはり必要なのだが、チルト機能で水平スクロールを行うのはやや不便に感じていたので、サムホイールでの水平スクロールについては自然な感じがして良し。

全体的に言って、MX Masterの機能面については満足できているのだが、残念ながらM950より使用感が悪化してしまった点もある。本体デザインの変化に伴い、やや高さが増えてM950より手首を上向きに曲げる角度が増えてしまったようだ。この点については、リストレストの高さを少し上げることで調整。また、本体右側面、右ボタンのすぐ横あたりの側面のくぼみがM950より減ったようで、マウスを持ち上げるときの薬指あたりの引っかかりが弱くなった。これは慣れるしかないかもしれない。進むボタンについては前述の通りである。設定ソフトウェア Logicool OptionsについてはSetPointより設定可能項目が少なく、ポインタ速度の加速設定ができないのが痛い。Logicool Optionsについては、まだまだ機能面で満足できるレベルには達していない印象である。

今回のMX Masterの購入自体については正解だったと思う。いくつかの不満点については時間が解決してくれると信じることにする。

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