うちの廊下部分には、照明として天井にダウンライトが2カ所付いていて、元々はE17口金・40Wタイプのクリプトン球が装着されていた。E17口金対応の電球型蛍光灯を装着していたこともあったのだが、最近はLED電球を装着して使用している。LED電球も世代が進んできてより明るくなってきたので、何度か交換したりしている。LED電球の明るさについては体感できる差もあったけれど、何となく興味があったので、安い照度計を入手し、似たような条件で明るさを計測してみることにした。
計測方法としては、照度計をダウンライト直下の床面に置いた場合と、ダウンライト直下の床面から約1mの高さ(天井からはだいたい1.2m)に置いた場合で、それぞれ照度計の数値を計測。
消費電力 (W) | 全光束 (lm) | 床面 (lx) | 床面から1m (lx) | 全方向タイプ | ゲタ 付 | |
Panasonic LDA6L-E17/A1D | 5.5 | 230 | 25 | 70 | ||
同上 ゲタ付 | 5.5 | 230 | 25 | 75 | ○ | |
Panasonic LDA6L-E17 | 6 | 390 | 40 | 118 | ||
同上 ゲタ付 | 6 | 390 | 44 | 129 | ○ | |
日立 LDA7L-G-E17/S | 7 | 500 | 30 | 86 | ○ | |
同上 ゲタ付 | 7 | 500 | 33 | 98 | ○ | ○ |
Panasonic LDA7L-A1 | 6.9 | 450 | 43 | 130 | ○ | |
Panasonic LDA11LG | 11 | 640 | 55 | 160 | ○ | ○ |
Panasonic LDA9LH | 9.2 | 650 | 71 | 218 | ○ |
上記の表で「全方向タイプ」は光が広がる全方向照射タイプの製品で、「ゲタ付」となっているのはE17口金対応の延長アダプタ(約3cm)もしくはE17→E26変換アダプタ経由で製品を装着した状態での計測である。なお、LDA7L-A1以下はE26口金タイプの製品である。E17口金対応タイプの製品についてゲタ付での照度値が少し多いのは、ゲタを付けることでダウンライトからLED電球がはみ出し、照度計への距離が少し近づいたことと、天井にも光が回ったことが影響しているのかもしれない。また、全方向タイプの製品は、やや照度が低めになるようだ。これは、光が周囲に回る分、直下方向への光束が減るためなので仕方がない。
で、最も明るい構成はLDA9LH使用時になるのだが、残念ながら、これを廊下で使うには少々明るすぎる。LDA11LGあたりがちょうどいい感じなのだが、これは浴室用として購入した製品なので廊下用には回せない。で、現在は妥協点として、LDA7L-A1とLDA9LHの組み合わせで使用することにした。とりあえずは、この構成でしばらく行く予定。
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