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サブPC、64ビット環境導入。

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちでサブPCとして使っているAiについては、以前の安定化作戦でかなり安定度が上がったものの、まだ、数日の連続稼働で何らかのシステム系プロセスが不安定になることがあった。この状況になるとCPUコアのうち1個分が使用率100%になってしまい、省電力系の機能が働かなくなってしまう。この状況を解決するため、思い切ってWindows7の64ビット版を導入してさらなる安定化を図ることにした。

今まで、Windows再インストールはクリーンインストールで行い、必要に応じてデータ類の復帰とアプリ類の再インストールを行ってきたのだが、今回は、Windows転送ツールを使いユーザアカウントや各種データ類、アプリケーションの設定等を新環境に転送することにした。

Windows転送ツールを旧環境で起動したところ、転送するデータのサイズが1TBを超えていて驚いたのだが、これは、転送するデータとしてデータパーティション内のデータまで含まれていたためであった。データパーティションはそのまま生かす予定だったので転送対象から外し、改めて転送データを作成。転送データのサイズは大体7GB強というところだった。

AiにWindows7 Professional 64bit版をインストールし、最低限の環境を整備した後にWindows転送ツールを起動し、旧環境のデータを復帰させてみた。転送データのサイズが大きめなこともあってか、転送作業は1時間以上もかかってしまった。マイドキュメント等の復帰に留まらず、デスクトップアイコンの並びまである程度復帰してくれたのは有り難かった。アプリケーション類については再インストールが必要なものがほとんどであったが、旧環境のアプリケーションインストール状況をWindows転送ツールレポートで確認できるので、必要な作業が分かるのも有り難い。ただし、アプリケーションの設定の復帰を正しく行えなかったものが多かったのは残念である。

現在のところ、環境整備が終わってからまだ長期間連続稼働は十分に行えていないので安定性が上がったかどうかはまだ判断できない。OCCTでの負荷テストの結果から、旧環境と同等の安定性は期待できそうなので、もうしばらく様子見の予定。

ちなみに、前回の安定化作戦の結果としてAiの消費電力が微妙に上がってしまったのだが、現環境でAI Suite IIの省電力設定を見直すことで少しだけ消費電力を抑えることができた。現在、アイドル時で33W前後、運用時の平均が39W前後というところ。ほんの少しだけれど良くなって嬉しい。

※追記:サブPCの安定度は上がっているようだ。たまたまなのかもしれないが、Windows Updateにより要求された再起動を行うまで、27日強の安定した連続稼働を記録した。おそらく、うちのWindows機での連続稼働記録を更新したはず。

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