先週の話ではあるが、出来が良いらしいとの情報があった「涼宮ハルヒの消失」を見てきた。涼宮ハルヒシリーズが嫌いでなければ、確かに見る価値はあると思う。

「涼宮ハルヒ」のアニメについては、第二期TVシリーズでの「エンドレスエイト」の展開を見て、(悪い意味で)少しやり過ぎな感じがして僕的には評価が幾分下がったので今回の映画についても見るかどうか少し迷った。しかし、たまたま日曜の午後の上映時間に時間を確保できて、かつ、行動範囲内に上映している映画館があったので、思い切って見に行ってみたわけである。

上映時間は2時間40分程度と、アニメの劇場版としては長め。評判は良かったものの大きな期待はしていなかったけれど、長めな上映時間にしっかりと内容が詰め込まれていて、だれる展開がなかったのは良かった。もちろん、絵の質も劇場版クオリティ。見に行って良かった。十分、元を取れたと思う。たまたま、ベストポジションといっても良い、シアター内のほぼ中央で少し前寄りという座席を確保できたのも良かったのか。ちなみに、客の入りは、僕から見えた範囲だと7割から8割程度というところか。日曜午後の上映時間ということと、上映館が少なめということが影響したのかと思うけれど、客の入りは良い方だったのではと思う。

ただ、少し残念だったのが、スクリーンが小さめであったのと、隣の席の客。スクリーンのサイズについては仕方ないにしても、隣の客は、鼾かいて寝るくらいなら見に来るな、という感じ。リピート客を集めるために、2回以上見た客にフィルムブックマークをプレゼントするというキャンペーンがあったようで、このために映画を見るためと言うよりフィルムブックマーク目当てに入場した客なのではないかと予想。フィルムブックマーク欲しいのは分かるけれど、純粋に映画を楽しむために来た普通の客の邪魔をして欲しくはないものだ。