ふと思いついて、既に上映が開始されていた「サマーウォーズ」を見に行ってみようと考えた。近くにあるシネコンのサイトで上映スケジュールを確認してみたところ、「サマーウォーズ」の上映終了から少し待てば「ヱヴァンゲリヲン:破」の上映が開始されるスケジュールになっていたので、ついでだから両方見てみようと方針転換。両方のチケットを予約してから、出撃してみた。
少し余裕を持ってシネコンに到着し、予約済みのチケットを発券機経由で引き取った上でお茶だけ買ってシアター内に入場。長ったらしい予告編の後、「サマーウォーズ」が上映開始。
・・・個人的な感想としては、「まぁ、悪くはないか」という感じ。出来自体は十分良かったとは思う。同じスタッフによる前作「時をかける少女」の出来が非常にすばらしかったことで、そこそこ期待した上で見たのがよくなかったのか、あるいは、僕の趣味とわずかに合わない方向だったのか。内容についての予備知識を仕入れずに見たことで、余計な期待をしてしまったことも満足しきれなかった原因の一つかもしれない。あんなにCG満載な映画だとは予想していなかったのだ。
「サマーウォーズ」上映終了から「ヱヴァンゲリヲン:破」の上映開始まで1時間弱の時間があったので、シネコンに併設されているレストラン内で夕食を取って、少し時間をつぶした後に小さめのお茶を買って再度シアター内に入場。またも長ったらしい予告編の後に「ヱヴァンゲリヲン:破」の上映が開始された。
こちらは、正直言って、良い意味で期待を裏切ってくれた。エヴァンゲリオンシリーズはTV版と前の劇場版は全て見たので、まだストーリー展開をかろうじて覚えていたのだが、大筋は同じものの各所でシナリオが変わっていて、かなり新鮮に見ることができた。ちょうど、時間がなかったので中々見ることができなかったTV放映版の「ヱヴァンゲリヲン:序」を少し前にようやく見ることができて、それからあまり時間が経っていない状態で「ヱヴァンゲリヲン:破」を見ることになったのも良い方向に影響したのかもしれない。
スタッフロールが流れている間にシアターから退場していった方々がいたのだが、スタッフロール終了後にも続きがあったので「残念でした」というところ。次回作につながる重要なシーンっぽい気がしたし、次回予告もあったので、シアターが明るくなるまでの残り数分でも待てなかったものだろうか。
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