9月末に実家に帰省したときに、両親が来月旅行に行くので一緒に来てというように頼まれた。有休を取ってまで旅行に出かけるのは厳しそうだったけれど、たまたま10月には10日から12日までの連休があったので、そのタイミングならOKと伝えたところ、連休中に穂高方面に旅行に出かけることで話がまとまった。

行き先が穂高方面ということで実家を起点にした方がよかったので、土曜日に一旦実家に帰って、日曜朝に実家から車で出発。連休中の高速道路ということでしっかり渋滞に巻き込まれたりして、夕方頃に宿泊先に到着。途中、各務原の岐阜基地で翌日の航空祭のためにブルーインパルスの訓練飛行が行われていたのだが、あいにく運転中だったので写真が撮れず非常に残念・・・。

宿泊先のホテルの入り口付近がいい雰囲気の造りだったので、了解を得てから写真を撮ってみた。

この日は、温泉に入って夕食を取り、翌朝に備えて早めに就寝。

翌朝、少し早めに新穂高ロープウェイを目指して出発。第一ロープウェイの麓の駅の駐車場はすでに満車とのことで、第二ロープウェイ近くの駐車場に車を止め、駅に向かった。

新穂高ロープウェイの第二ロープウェイは二階建てタイプで、定員120名とのこと。

まだ10時頃ではあったが、駅の中には長い列ができていた。1時間近く待たされた上、乗車列の最終、定員近くの場所だったのでうまく写真が撮れなかった・・・。ゴンドラの中はちょっとしたラッシュ並みだった。

展望台は、好天に恵まれたこともあり、さすがに人であふれていた。

天気が良く空気も澄んでいたようで、周りの山がクリアに見えて非常にいい感じであった。

紅葉を楽しみにしていたのだが、まだ微妙にタイミングが早かったようで麓の景色はぼちぼち色がついてきたという程度だった。でも、さすがに展望台付近はかなり色づいていた。

穂高から少し足を伸ばせば上高地や白川郷に行けるのだが、上高地は帰る方向と逆になるので今回はあきらめた。白川郷なら、少し逆方向ではあるけれど高速道路のインターチェンジ一つ分なので何とかなりそうだったので、カーナビの目的地設定で白川郷を設定して出発。しかし、カーナビの案内に従って中部縦貫道から東海北陸道に入ってから何か変だと気づいた。地図を見た限りでは帰宅方向と逆の方向に東海北陸道を進むはずなのだが、カーナビの案内だと帰宅方向と同じ方向になっていたのだ。東海北陸道を一旦下りて国道を経由し白川郷へ至るルートになっていた。今更引き返すことはできないので、今回は白川郷へ行くことをあきらめ、素直に帰ることになった。結果的にこの選択は間違っていなかったらしい。帰りの高速でも何度か渋滞に巻き込まれ、実家に到着したのが夜9時過ぎ。この時間から自宅に帰る準備をして、自宅に着いたのは夜11時を過ぎてからになった。翌日は普通に仕事だったので少しつらかった・・・。

ちなみに、カーナビの案内がうまくできなかったのはおそらくカーナビの地図データが最新ではなかったためらしい。東海北陸道の白川郷インターができたのは2008年8月で、カーナビの地図ディスクを更新したのは確か2008年なのでまだ白川郷インターの情報が収録されていない可能性が高い。このため国道を通るルートが案内されてしまったのではと予想している。

今回の旅行については、紅葉を見るにはタイミングが少し早かったのが残念だったけれど、全体的に好天だったので思っていたよりは楽しめた感じ。やっぱり、綺麗な風景を見るために出かけるのはいいものだ。