少し前にWD10EADS系の新製品で500GBプラッタを採用したWD10EADS-00M2B0が発売開始された。例によって試してみたくなり、使用目的が特に決まらないまま購入。
いつものように全セクタスキャンを行い、エラーがないことを確認できたのだが、さて、どのHDDと換装しようかと迷ってしまった。結局、このWD10EADS-00M2B0は500GBプラッタ採用なので多少は高速化を期待できるかもということで、ダウンローダPCであるAiのシステム兼データドライブとして使用していたWD10EADS-00L5B1と換装してみることにした。容量は同じなので、各パーティションの内容をそのままコピーし、内容が一致していることを確認したのち、換装を実行。
浮いたWD10EADS-00L5B1については、全セクタスキャンでエラーが無いことを確認できたので他の用途に流用することにした。こちらも換装対象についてかなり迷ったのだけれど、結局、メインPCなYuiのデータドライブの一つであるST3500320ASと換装することにした。こちらは換装先なWD10EADS-00L5B1の方が容量が大きいので、ST3500320ASの内容をそのままコピーし、パーティションサイズを拡大。それなりに容量が埋まっていたドライブであったので、空き容量をかなり稼ぐことができた。
さらに浮いたST3500320ASについては、とりあえず、予備ドライブとして確保。
参考までに、WD10EADS-00L5B1とWD10EADS-00M2B0のベンチマークを載せてみる。シーケンシャル系はプラッタ密度向上のため幾分早くなったが、ランダム系が少し悪化。
| WD10EADS-00L5B1 | WD10EADS-00M2B0 | ||
| HD Tune | Transfer Rate Minimum | 43.6 MB/sec | 51.1 MB/sec | 
| Transfer Rate Maximum | 95.7 MB/sec | 111.8 MB/sec | |
| Transfer Rate Average | 74.0 MB/sec | 86.2 MB/sec | |
| Access Time | 15.1 ms | 14.6 ms | |
| Burst Rate | 133.1 MB/sec | 145.5 MB/sec | |
| CPU Usage | 2.7% | 3.9% | |
| CrystalDiskMark 2.2 | Sequential Read | 107.248 MB/s | 124.184 MB/s | 
| Sequential Write | 99.297 MB/s | 100.151 MB/s | |
| Random Read 512KB | 49.850 MB/s | 52.039 MB/s | |
| Random Write 512KB | 91.642 MB/s | 89.317 MB/s | |
| Random Read 4KB | 0.770 MB/s | 0.706 MB/s | |
| Random Write 4KB | 2.328 MB/s | 2.100 MB/s | 
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