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作業用PC、中身更新(2008/10)

  • Posted by: おりおん
  • PC

Intel Atom 230搭載マザーボードについては、ネタとして面白そうなのでかなり興味があり、いずれはうちの作業用PCであるYukoの中身をこの系統のマザーボードへ入れ替えたいと考えていたのだが、うちの環境で作業用PCとして導入する際の壁(DVI無し・GbE非搭載・SATAコネクタが2個)があり、中々手を付けられなかった。ただ、少し前にデュアルコア版であるAtom 330を搭載したIntel製マザーボードD945GCLF2が発売開始された。このマザーボードにはGbEが搭載されていたので一つ目の壁を越えることができ、また、他のパーツを組み合わせればDVIとSATAコネクタの数の壁も越えられることが分かったため、思い切って手を出してみることにした。

SATAコネクタが2個という点が何故壁になるかというと、HDDに関するテスト等の作業のためSATAケーブルを外部に出す必要があるためである。コネクタが2個だけだと内蔵HDDとDVDドライブで埋まってしまうので、最低でも4個は必要なのだ。この点については、IDEコネクタをSATAコネクタ2個に変換するアダプタをD945GCLF2のIDEコネクタに装着してSATAコネクタを2個確保できることが分かったため、壁とならなくなった。SATAをIDEへ変換すると速度の規格の関連で多少はパフォーマンスが落ちるようだが、我慢できないほど速度低下するわけでもない(HGST HDP725050GLA360でも80MB/s程度の速度は出る)ので、気にしないことにした。

DVI出力が無い点が壁になった理由は、敢えてアナログRGB接続で運用して我慢することもできなくもないけれど、やはり、うちにある他のPCと同様にDVI接続したいためである。この点については、まだ市場で入手できるロープロファイルPCI対応のDVI出力付きビデオカードを装着すれば解決できるのだが、現時点で一般的になったPCI-Express対応のビデオカードより世代が古い製品が多いにもかかわらずPCI-Express対応製品より割高になってしまうのがつらい。何とか、妥協できる金額で新品を入手できた玄人志向のRD7000-LP64C(RADEON7000搭載)を装着してみたところ、3D性能どころか、2D性能もかなり遅い(ウインドウをドラッグした際の描画がポインタの移動に間に合わず、ずるずると遅れてついてくる・・・)ことが分かり、我慢できるレベルではなかった。このため、2D性能について期待できそうなGeForce6200A搭載ビデオカードを検討することにし、最終的にI-O DATA製のGA-6200A/PCIを確保し、搭載。PCIバスを経由するためか、さすがに3D性能は壊滅的(945GCチップセット内蔵のGMA950より遅い・・・)だが、2D性能は十分高速で一安心。

D945GCLF2に搭載されているAtom 330は低発熱なのでファンレスヒートシンク装着で何とかなっているのだが、残念ながらノースブリッジである945GCはファン付きヒートシンクが装着されている。このファンは4cm角で6000rpmというタイプで、超爆音とまではいかないものの、かなり気になる騒音を発する。手持ちのXinruilian製RDL4010S(4200rpm)を装着してみたのだが、これでも騒音が少し気になったため、別途、ファンコントローラ(Ainex FC-03U)を確保し、これで3000rpm程度へ回転数を落として運用することにした。ここまで回転数を落とせばさすがに騒音は気にならなくなった。

あと、気になる点といえばメモリの速度程度か。マザーボード的にはDDR2-533/667規格対応とのことなのだが、DDR2-533/667/800対応のメモリを装着してもDDR2-533でしか動作してくれない。DDR2-667で動作してくれれば少しはパフォーマンスが上がってくれそうなのだが、元々、パフォーマンスを要求できる構成でもないので、とりあえず我慢。

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