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サーバ、CPU換装

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのサーバAyakoの構成を入れ替える際にはCPUをCore 2 Duo T5600かCore 2 Duo T7200のどちらにするか最後まで迷っていたのだが、たまたまT7200が購入予定店舗で売り切れていたためにT5600で妥協したという経緯があった。このため、T7200を入手できたら入れ替えてみたいとは考えていたのだが、もはや新品では入手不能、中古品でさえもほとんど発見できないという状況で最近はほとんど諦めかけていた。ところが、運良くT7200を入手することができたため、T5600との換装を実行してみた。

ちなみに、T7200の入手先はオークションである。いつもの行動範囲内の店舗でT7200は全く発見できなかったのだけれど、何気なくオークションを検索してみたところ、たまたま、状態が良さそうな正規品(ノートPCからの取り外し品)が出品されていることを発見し、思い切って落札してみた。なお、パッケージ変換品(BGA→PGA)や、エンジニアリングサンプル品の出品の方が多く、こちらの方が安く落札できそうな雰囲気ではあったが、サーバとして運用する関係上、どちらかというと信頼性を重視したいということで正規品を落札。

換装作業自体は1時間もかからずに完了。念のため、memtest86+をしばらくの間(1周強)動かしてエラーにならないことを確認した上で正式運用を開始。特に問題は発生せず、大丈夫そうな気配である。

パフォーマンスについては、T5600の1.83GHz・二次キャッシュ2MBという構成からT7200の2.0GHz・二次キャッシュ4MBという構成に変わったので確実に上がったはずだけれど、Ayakoはサーバとして運用していることもあり、体感できる差はほとんど無し。まぁ、T5600時代でも平均動作クロックが約1.0GHz(SpeedStepが効いているので動作クロックは1GHzまで下がる)という状況であったので、体感できたとしてもわずかなものであったろう。意外だったのはVCoreの電圧可変範囲が狭くなったこと。T5600時代と比較すると、最低電圧は約0.92Vで変わらないものの最高電圧が1.19Vから1.10Vへと下がった。Ayako全体としては大きな変化ではないけれど、幾分、低消費電力になったかもしれない。

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