うちには既に2台のデジカメ（Canon IXY DIGITAL 600 ・Canon PowerShot S2IS）があり、最近はほとんどPowerShot S2IS(以下PowerShot)の方を使っていた。このPowerShotはそんなに新しい製品ではない(2005年度の製品)ではあるものの光学12倍ズームや手ブレ補正機能もあってそれなりに重宝していたのだが、写真を撮影しようとする際に、フォーカスが合いにくいなどといった不便さを感じることが時々あり、そろそろ、新しいデジカメが欲しくなってきていた。どうせ買うならということで、前から興味があったデジタル一眼レフカメラに手を出してみることにし、検討の結果、エントリークラスの機種の中からSONY α350の標準ズームキットを選択。

SONY α350を選択した理由は、ライブビュー機能とバリアングル液晶装備という点である。エントリークラスのデジタル一眼レフカメラでライブビュー機能を備えた製品は多いのだが、その中でバリアングル液晶まで装備している製品は少なく、α350の他にはLUMIX DMC-L10程度であった。バリアングル液晶の自由度はDMC-L10の方が上だけれど、ライブビュー機能はα350の方が良く、また、撮像素子を含むカメラとしての基本機能はα350の方が良さそうに思えたため、最終的にα350を選択することとなった。

たまたま、神戸Sofmapで他店よりかなり安くα350の標準ズームレンズキットが販売されていたのを見かけていたので、改めて出撃して、在庫があることを確認してから購入。ポイント分で4GBの高速タイプCFを購入し、汎用ケースと液晶保護フィルムも追加で購入。バッテリーを充電してから、試し撮りなど行ってみた。よさそうな素材が手元になかったので、FireStorm購入時にレッドバロンからもらったバイクのメタルキャストモデルを使ってみた。いずれも設定は全てオートで、フラッシュ無し、三脚でカメラを固定しての撮影である。各画像のリンク先はオリジナルサイズの画像になっていて巨大なので注意。

	IXY DIGITAL 600での撮影結果はこのような感じ。手元にあるデジカメでは一番古いものだが、画素数はPowerShot S2ISより上。ちょっと暗めに写っているかな？
	こちらはPowerShot S2ISでの撮影結果。IXY DIGITAL 600より大きく明るいレンズを装備しているためか、少し明るめに写っている。
	これは、α350での撮影結果。上の2機種とアスペクト比が違う。アングルを合わせたつもりだったけれど失敗してたりもするし、この写真だといまいち差が分かりにくいかも。素材も悪かったかな？

エントリークラスとはいえ、さすがにα350はそれなりの大きさと重さがある。デジタル一眼レフカメラを使うのは初めてなので操作に戸惑うこともあったけれど、これは慣れるしかない。ただ、やっぱりバリアングル液晶とタイムラグが少ないライブビューは便利だと思う。今のところは大きな不満点はないけれど、PowerShot S2ISの12倍ズームに慣れてしまっていたのでα350の標準ズームレンズ(3倍ズーム程度？）は物足りない。余裕があればもう少し高倍率のズームレンズを購入してみようと思う。

・・・実は、このα350を購入した2日後に一つ下のランクの製品α300が発表され、それに合わせてキャッシュバックキャンペーンが始まった。ちょっとだけ、悔しかったりもする。