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ゲド戦記

  • Posted by: おりおん
  • アニメ

見てきました、「ゲド戦記」。巷の評判では微妙な感じというところだったけれど、
うちの近くのシネコンでまだ全国的に数少ないDLP上映が行われていたので、見てみることにした。

今回も事前にネット経由でやや後ろ側の中央当たりの座席のチケットを購入してから出撃したのだが、
大体300席ちょっとの劇場の1/3程度しか埋まっていなかったので、当日にチケット購入でも十分だったかもしれない。
お盆休み期間中とはいえ平日の夕方だったので、そんなもんなのだろうと信じようか。

例によって長い宣伝のあと、上映開始。DLP上映ということで鮮明な画質を期待していたものの、劇的というほどでも無し。ただ、
色自体は鮮明だったし、ホコリ等の画像の汚れがほぼ皆無に見えたのは、さすがDLPというところか。

内容については、そんなに詳しく書けないけれど、正直言って物足りなさというか、何となく釈然としない感じを受けた。
ジブリ映画ということでメッセージ性を求めたのがまずかったのか。確かに映像は綺麗だったけれど、
その上で何かしらのメッセージが伝わってきて欲しかったのだが、はっきりとしたものを受け取ることはできなかった。途中の演出についても、
「何故?」と感じるシーンもいくつかあり。巷の評判が微妙なのもむべなるかな、である。

あと、キャストは大外れはしていなかったと思うけれど、前に見た「時をかける少女」ほどジャストマッチしている感じではない。
ゲドの声を当てている菅原文太氏については、声質は合っているけれど長い台詞回しを任せるのはちょっと酷なのではないかと思った。
本業の方でもそんなに長い台詞回しをこなされるタイプじゃないようなイメージがある。どちらかというと、
ここぞというところで渋く決めてくれる役者さんという感じがする。

結論としては、「微妙」。ちょっと前にTV放映された「ハウルの動く城」
を見たときにもテーマがよく分からずに同じような感想を持った。「千と千尋の神隠し」を見たときにはかなり感動できたのだが・・・。

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