今年も秋の番組改編期がやってきて、多数の新番組が放送開始された。今期においてはいくつか期待作があり、放送開始を楽しみにしていた。
今期における良作判定は、以下の作品。もちろん視聴継続確定である。
- となりの吸血鬼さん
「となりの吸血鬼さん」は原作コミックから入った作品で、原作がいい感じなので期待していた作品である。アニメのほうも原作の雰囲気を壊さない感じで非常に良し。キャスト陣も違和感なくいい感じである。
次点判定としては以下の作品あたり。こちらも視聴継続確定。
- 転生したらスライムだった件
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
- 寄宿学校のジュリエット
- やがて君になる
「転生したらスライムだった件」は、ジャンル的には「俺TUEEEE」系になるのだろうか。原作小説が出ているのは知っていたもののあまりチェックしていなかった作品だけれど、アニメを見てみるとノリがよくいい感じだった。「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は少し前から原作小説を読み始めていて気に入りつつあったので、アニメのほうも気になっていた。今のところ期待を裏切らない感じで良し。「寄宿学校のジュリエット」は原作コミックを店頭で見かけて購入しようか迷ったりもしていた作品。アニメの感じだと原作に手を出してみてもいいかもしれない。茅野さんのヒロイン役が素晴らしい。「やがて君になる」は原作が電撃大王に掲載されているので前から見ていたけれどあまり深くは気にしていなかったのだが、アニメでの雰囲気はかなり良いと思う。
次点未満、様子見以上としては以下の作品。基本的に視聴継続予定。
- うちのメイドがウザすぎる!
- ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
- 色づく世界の明日から
- SSSS.GRIDMAN
- ゴブリンスレイヤ―
- ソードアート・オンライン アリシゼーション
- とある魔術の禁書目録Ⅲ
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」はほんわかした感じが良い。大西さんの演技がこれまでにない感じであるが、良い。「ゴブリンスレイヤ―」は第1話での表現には驚いたけれど2話目以降は普通になってきた。でも全体的な雰囲気は良い。「ソードアート・オンライン アリシゼーション」「とある魔術の禁書目録Ⅲ」はいずれも以前に放送されていた作品の新シリーズだが、以前の作品よりはややインパクトが弱くなった感じがする。よく出来てはいるけれど。
様子見クラスは以下の作品。場合によっては視聴を切る可能性あり。
- ユリシ―ズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士
- CONCEPTION
- DOUBLE DECKER! ダグ&キリル
- 異世界居酒屋~古都アイテ―リアの居酒屋のぶ~
- 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち
- ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
- RELEASE THE SPYCE
- 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
- 大人の防具屋さん
- アニマエール!
「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」については、少し前から原作小説を読み始めて気に入っていたのでアニメ化についてもかなり期待していたのだけれど、1話からいきなり作画崩壊気味なのでがっかりしている。原作にも多少はサービスカット的な要素はあるとはいえ、アニメでは一部に自主規制や視聴年齢制限を行うほどに過激な演出が追加されている。正直言ってそこまでの演出は不要に思う。キャスト陣はいい感じではあるが、全体的なクオリティについては残念に思う。
今期においては、全体的に言うと、豊作と言っていいと思う。ただ、放送番組が増えすぎて制作陣のマンパワーが不足気味になり、作品のクオリティが低下している様子がうかがえて、残念にも思う。少数精鋭とまではいかないにしても、放送作品数は少し絞ったほうがいいのではないかと思う。
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