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実家PC、ライセンス移行で苦戦。(2017/08)

  • Posted by: おりおん
  • PC

先日のサブPCの構成更新で浮いたCPU・メモリー・マザーボードについて、そろそろパフォーマンスが気になっていた実家のPCへ移植することにした。移植作業自体には特に問題はなかったけれど、Windows10のライセンスの移行については予想していない状況が発生し、苦戦してしまった。

実家でパーツを移植してからWindows10の環境をセットアップするには時間が足りなさそうであったので、今回は、別途HDDを用意し、移植予定のパーツと組み合わせたバラック状態PC(以下、仮組みPC)として組み上げ、Windows等のセットアップを行うことにした。

セットアップ作業自体は問題なく完了。今回は、実家PCで使用しているWindows10 Proのライセンス(Windows7 Proからの無償アップグレード済み)をそのまま流用する予定だったので、Windows10のセットアップ中にはプロダクトキーを敢えて入力せず、ライセンス認証が通っていない状況にするつもりであった。しかし、仮組みPCについてライセンス認証が通った状況になった。どうやら、このCPU・メモリー・マザーボードをサブPCとして運用していた際に発生したデジタルライセンスがそのまま引き継がれている様子であった。

この仮組みPCはあくまで仮組みであり永続的な運用を行うつもりはなかったとはいえ、ライセンス規約的にはNGな状況である。で、この状況を解決するためにマイクロソフトへ質問。その結果、実家PCにCPU・メモリー・マザーボードを移植した後で、実家PCのWindows10 Proの元のOSであるWindows7 Proのプロダクトキーを使用して再認証させればOKであるとの返答をもらったので、その方針で作業を行うことにした。また、実家PCは32ビット版のWindows7 ProからWindows10 Proへアップグレードしたので32bit版のままだったけれど、これを64bit版へライセンス移行することについても問題ないとの返答をもらった。

パーツ移植作業の後で、実家PCの元OSであるWindows7 Pro 32bit版のプロダクトキーを使ってWindows10 Pro 64bit版の再認証を行ったところ、あっさりと認証が通り、一安心。各種データの移行とソフトウェア環境の追加のセットアップを行い、実家PCの正式運用を開始。

Windows10からライセンス認証がデジタルライセンスになったことで、自作PCのアップグレードの際のライセンス移行が簡単になったことは歓迎できる点であるけれど、パーツ流用の際には今回のようなライセンス回りのトラブルも発生しうる。今後のパーツ流用の際には気をつけておくことにする。

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