例によって衝動的に、PLAYSTATION3(以下PS3)を購入。元々、いずれは購入するつもりだったのだが、
プレゼントの抽選に外れてから妙に欲しくなり、たまたま、勤務先の近所にあるSofmapに入荷したとの話を聞いて、
思わず購入に走ってしまったわけである。Sofmapから会社へ、会社から自宅へと5kg強(7kg?)
もあるPS3のパッケージを運ぶのは非常に辛かった・・・。
購入したのは上位機種である60GBHDD内蔵タイプ。20GBタイプと60GBタイプの差は、
HDDの容量以外では60GBタイプにのみカードリーダ・無線LAN機能がつき、見た目(?)も微妙に違う。HDD容量については、
ユーザによるHDD換装が許されているので何とかなるし、
カードリーダについてもあまり必要だとは思えなかったので20GBタイプにしても良かったのだが、
現時点で無線LAN機能については20GBタイプに後から追加する手段が用意されていないし、
無線LAN機能はPSPとの連携にも必要そうだったので、60GBタイプを選択することになった。
帰宅後、早速パッケージを開封し、PS3を設置。今までPlayStation2(以下PS2)を設置していた場所に、
そのままPS3を設置することにした。PS2と同様に、映像についてはTVとはコンポーネント接続し、
音声についてはAVアンプと光ディジタルケーブルにて接続。特に問題もなく動作して一安心。
"https://www.orio-n.net/rubbish/media/file_20061231T030607203.jpg"
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height="135"
alt="PS2 and PS3"
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width="180" />
"https://www.orio-n.net/rubbish/media/file_20061231T030607640.jpg"
target="_blank">
height="135"
alt="PS2 and PS3 up"
src=
"https://www.orio-n.net/rubbish/media/img_20061231T030606343.jpg"
width="180" />
さすがに、PS3はPS2よりは大柄。縦置きした状態での横幅はPS2と大差ないけれど、高さと奥行きはさすがにPS3の方が大きい。
現時点で「買い」と思えるソフトがなかったので、本体のみ購入。パッケージソフトについてはしばらく様子見である。
PS2のローンチ時と異なり、ネットワーク経由でPLAYSTATION
Storeから体験版を含む各種ソフトウェアがダウンロードできるため、とりあえずは何とかなる。ただ、PLAYSTATION
Storeからダウンロードを行えるようにするためには、まずPLAYSTATION
Networkにサインインできるようにする必要がある。この手続きはかなり面倒に感じた。
USBキーボードを別に用意していればいくらかマシだったのかもしれないが、この時点ではUSBキーボードを確保していなかったのだ。
何とかPLAYSTATION Storeに入れるようになったので、とりあえず「まいにちいっしょ」「リッジレーサー7体験版」
をダウンロード。「まいにちいっしょ」はいい味だしてるし、「リッジレーサー7体験版」は、やっぱりリッジレーサーだなぁという感じ。後に、
「グランツーリスモHDコンセプト」がダウンロードできるようになり、これもダウンロード。微妙にアラが気にならなくもないが、
さすが次世代機という映像を見せつけてくれた。後で、余裕があったら「モーターストーム」か「アーマードコア4」
あたりを購入しているかもしれない。
ちなみに、PS3にはBlu-rayディスクプレイヤーとしての側面もある。当初、
Blu-rayのパッケージは購入予定がなかったのだけれど、僕がPS3を購入した日はちょうど「AIR Blu-ray DISC
BOX」の発売日でもあった。AIRについてはDVD購入するかどうか迷ったこともあり、これまた、衝動的に「AIR Blu-ray
DISC BOX」も発注。通信販売での発注で、出荷が来年頭になるとのことでまだ確認できていないけれど、
SD解像度とはいえあの秀逸な出来だった「AIR」がBlu-rayではどの程度の映像を見せてくれるのか、非常に楽しみではある。
PLAYSTATION3の特色として、ユーザにHDDの換装を許していることと、
Linux等の別システムのインストールがサポートされていることがある。別システムとしては、現在「Yellow Dog Linux」
「Fedora Core 5 for PPC」が動作しているとのことである。せっかくなので、インストールを行ってみることにした。
別システム導入に際して、HDDの容量も拡大させておいた方がいいと考えたため、HGST HTS541212H9SA00
(SATA 120GB 5400rpm)を確保して、HDDの換装を実行。換装作業は、
USB接続のHDDに対してデータバックアップを実行、HDDを換装してフォーマット、バップアップしたデータのリストアという流れである。
PS3はFAT32フォーマットされたUSB接続HDDを認識できるので、手持ちのUSB接続HDDの1台をFAT32化し、
PS3のバックアップを実行。まだHDDの使用量が少ない(1GB強だった)こともあり、バックアップは7分程度で完了。
HDDの換装についても、PS3からHDDをマウンタごと取り出し、マウンタからHDD(Seagate ST96812ASだった)
を取り外し、HTS541212H9SA00を装着してマウンタごとPS3に装着という感じで、比較的簡単な作業といえると思う。
HDD換装後にPS3を起動すると、HDDのフォーマットを促されるので、一旦フォーマット。再起動後、
システムメニューのフォーマットユーティリティにて「カスタム」を選択し、「他のシステムに10GBを割り当てる」
を選択して領域を予約しておく。なお、フォーマットでフルフォーマットを選択すると、予定時間が422分と表示され、
とんでもなく時間がかかる。フルフォーマットではHDDの内容の抹消を行っているような気配なのだが、
今回はそこまで厳密なフォーマットを行う必要はないので、クイックフォーマットを実行。
今回は、他システムとしてFedora Core 5をインストールしてみることにし、準備を開始。
さすがにPCと同じような手順というわけにはいかないようで、やや手順が増える。今回は、
"http://cell.fixstars.com/ps3linux/index.php/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8">株式会社フィックスターズのページにて詳細な解説が公開されていた
(情報感謝!)ため、その手順に従った。別途、USB接続キーボードとマウスを確保した上でインストール作業を開始。
インストール完了までやたらと時間がかかった(2時間以上?)けれど、インストールは無事完了。PS3で通常解像度にてFedora
Core 5 for PPCの起動を確認できた。起動時の画面解像度の設定の変更を行い、
1080iの解像度で起動できるようにしてみたのだが、さすがに、
うちのPowerWIDEでPC系の1080i解像度の画像を表示させるのは荷が重い。
液晶TV等にHDMI接続できればクリアな画像になるだろうけれど、さすがに、
うちではそのような環境を構築できるまでにはもう少し時間がかかりそうである。PS3でのLinux環境については、
実用的に使うことは今のところ考えていないので、とりあえず我慢である。
"https://www.orio-n.net/rubbish/media/file_20061231T030608125.jpg"
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height="135"
alt="PS3-FC5-GNOME"
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なお、PS3は動作音について考慮されたハードウェアとなっているようなのだが、やはり、ある程度の音は気になる。
PS3の起動直後は内蔵ファンが一旦回転してから停止し、しばらくは動作していないけれど、しばらくすると内蔵ファンが動作を開始し、
それなりにファンノイズが聞こえてくる。轟音とまではいかないものの、もう少し静かだったらうれしいなという感じではある。
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