PLAYSTATION3の発売日と仕様が、E3前になってようやく発表された。
さすがに、仕様と価格が異なる2種類のパッケージでの発売になるのは予想外だった。
下位機種である20GBHDDタイプでさえ税込み価格6万円を超え、また、上位機種の60GBHDDタイプに至っては、
7万円台の価格が予想されている。この価格は、ゲーム機として考えると普通の人なら手を出しにくい価格であろう。その上、
機種間の差はHDD容量の差だけではなく、下位機種では、上位機種に装備されているHDMI端子や無線LAN機能、
各種メモリカードリーダーまで省略されてしまっている。
下位機種で省略された機能について、メモリカードリーダの省略については問題ないと思うけれど、無線LANの省略については、
微妙な感じ。一番の問題として考えるのは、HDMI端子の省略である。Blu-ray
Discプレイヤーとしての側面を持つPLAYSTATION3にHDMI端子を装備しない機種を設定するというのはかなり疑問に思う。
HD解像度のアナログ映像出力が禁止になる方向に向かっているので、HDMI端子は残しておくべきだったのではと思う。ただ、
現時点ではHD解像度のアナログ映像出力が禁止になるのは2011年からということなのでまだ猶予があり、
HDMI端子を削っても大丈夫だと判断されたようだ。また、将来的に構成が異なるモデルを出す可能性があるとのことなので、
新しい世代ではHDMI端子が付いていない機種を出さないようになるのかもしれない。
しかし、僕的には一番のネックはやはり価格かなぁ。HDMI端子の件があるので上位機種を購入しそうだけれど、
どうしてもプレイしたいようなソフトウェアが出ない限り購入しないかもしれない。
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