今まで使用していたシェーバーはナショナルのラムダッシュシリーズ初代、ES8093であるが、購入してから既に4年経過し、そろそろ新しい製品を使ってみたくなった。ちょうど良いタイミングでラムダッシュシリーズの新製品が発表され、なかなか良い感じに思えたので、思い切って上位機種のES8259を購入してみることにした。

ES8259購入を決断した時点ではまだ店頭価格が4万円弱というところであったが、通信販売だと26,000円あたりまで下がっていたので、今回は通信販売にて購入。発注した店舗のレスポンスが非常に良く、夜に発注→数時間後（深夜1時前！）に商品確保＆振り込み依頼メール到着→振り込み実行→翌日日中に入金確認＆発送完了メール到着、という感じで爆速で発注が完了してしまった。ただし、発注日が平日だったために到着日時は次の週末を指定していたので、到着までしばらく我慢する必要があった。

ES8259は予定通り週末に到着。洗浄充電器とES8259が2個入りそうなキャリングポーチが付属しているため、でかいパッケージであった。早速パッケージを開封しセットアップ。とりあえず充電のみ行い、翌日に使用してみた。ヘッドがでかくなった分、鼻の下など細かい部分は剃りにくくなったのではと思っていたけれど、特にそんなことはなかった。全体的に言って、以前使っていたES8093よりタッチが柔らかくなり、肌に優しそうな感じであった。ただ、きっちりと剃ろうとすると、結局は肌を傷めてしまうらしく多少ひりつく。適度なところであきらめてしまった方が吉なようである。自動洗浄対応のシェーバーを使ったのは今回のES8259が初めてだったけれど、確かに便利。よく、ここまで綺麗にできるものだ。ただ、洗浄剤の寿命が約1ヶ月なのは微妙かも。交換用の洗浄剤が3個セットで1500円弱なので、これから、定期的にコストがかかることは覚悟しなければならない。便利さと引き替えというやつだけど。

こんな感じで、全体的にはES8259は好印象だったのだけれど、数日の使用の後、気になる点がでてきた。どうやら新設されたフィニッシュ刃がスムーズに動かないらしく、ぎくしゃくして引っかかるような動きになってしまい、シェービング中に振動が肌に伝わって不快な感覚を引き起こすのである。このような症状が発生するらしいことと、外刃の交換対応を行ってもらったユーザの情報は知っていたので、ナショナルのサイト経由で不具合ではないかとのメールを投げてみた。メールを出した翌日に動作確認済みの替外刃を発送したとの返答があり、その翌日に替外刃が到着。当初から装着されていた外刃については調査のため返送して欲しいとのことだったので、替外刃に同封されていた着払い伝票を使って発送。到着した替外刃を使ってみた感じだと、確かに動きがスムーズになっている。これでしばらく様子を見てみようか。

・・・しかし、メールに対するレスポンスが妙に早かったことからして、ナショナル側ではES8259出荷開始直前あるいは出荷開始後に問題点を把握していて、文句を言ってきたユーザに対して個別に外刃交換対応しているのではなかろうかと思う。出荷済みの全ての製品の回収・交換を行うよりはこの方がコストはかからないと思われるし、後から出荷される製品については動作に問題がない外刃を付属させれば大丈夫だろう。今回は、時々発生する初回出荷製品の問題に引っかかったということなのだろうけれど、メーカーの対応が良かったので今回は許す。