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FireStorm、第二回車検

  • Posted by: おりおん
  • バイク

いつのまにかうちのFireStormも購入から4年、二度目の車検の時期になった。
車検を通すようになったバイクはFireStormが初めてなので、二度目の車検も当然、初めて。
所有期間についてもこれまで乗ってきたバイクのうちで最も長いはず。それだけ、愛着が出ているということなのだろう。

今回の車検では、前回の車検で前回のタイヤ交換をしたような大きな交換パーツはないと予想していたので、
前から気になっていた燃費悪化の原因究明のため、キャブレターのオーバーホールと燃料コック周りの調査、それと、
フロントブレーキのタッチが時々変わってしまう件について調査を依頼。その他は、
そろそろ摩耗限界に近づいていたリアブレーキパッドの交換と、いつものようにオイル交換を依頼する程度で、比較的、
費用は抑えられると思っていた。

購入元のレッドバロンにFireStormを預けてから数日後、レッドバロンから連絡があった。
キャブレターのオーバーホールの結果は特に問題なく各ジェット類も標準設定になっていたとのことであった。
燃料コック周りについても問題なし、ただし、インシュレータに何か問題があったらしく(詳細不明)、
後期型のインシュレータを装着して状態改善の兆しがあったとの報告があった。
インシュレータと燃費の関係についてはよく分からないのだけれど、しばらく様子を見てみて、
燃費が改善されていればラッキー程度に考えておこう。

しかし、別の問題が判明。フロントブレーキのタッチが、時にはカッチリ、
時にはふにゃっと頼りないタッチになることがあったので調査を依頼しておいたのだが、フロントディスクを検査した結果、
僅かに歪みがあることが判明したらしい。歪みが発生したのは、おそらく、
以前に二度ほどフロントディスクにディスクロックが付いているのを忘れて走り出してしまったためディスクロックがキャリパーに衝突してフロントタイヤがロックし、
為す術なく転倒したことが原因ではなかろうかと思う。フロントブレーキはダブルディスクなので左右とも同時に交換する必要があり、
それなりにコストがかかる。ただ、これまでの車検関連の費用にブレーキディスク交換にかかるパーツ代と工賃を加えても、
当初の予算として考えていた15万を何とか下回りそうとのことだったので、思い切って交換を依頼。

今回は、キャブレターのオーバーホールとフロントディスク交換のため時間がかかりそうだったけれど、
レッドバロン側にお願いして日曜までに車検関連の作業を完了してもらうことができた。車検関連の費用に加えて、盗難保険の更新と、
かなり痛んでいたバイクカバーの購入費用がかかったので、総費用は大体18万弱というところ。当初の予想よりは高くなってしまったが、
しばらく我慢すれば夏ボーナスで、現時点で何とかなる金額ではあったため、思い切って現金一括にて支払い、今回の車検を完了。

FireStormを引き取る際に、担当のメカニックさんから「前後ともブレーキが変わってるので注意して」
との忠告があったので用心しつつ自宅近くまで乗っていった。フロントブレーキはディスクが新品、リアブレーキはパッドが新品ということで、
前後ともディスクとパッドとの間のアタリが殆ど取れていない状態であったからブレーキの効きが悪いことはある程度覚悟していたのだけれど、
本当に強烈にブレーキの効きが悪く、さすがに怖かった。

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alt="VTRFrontDiskOuter"
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上の写真は、レッドバロンから自宅前まで走った後のフロントディスクの状態である。
ディスク上に筋になって見えている部分が実際にディスクとパッドが接触している部分だと思われる。
ディスクとパッドがこれだけしか接触できていなければ、ブレーキの効きが悪くて当然。その後、
ブレーキをいつもより多めに使うようにして10kmほど走った後のディスクの状態を見てみたら、幾分、接触面積は増えていたけれど、
まだ通常時の半分程度で、まだまだ、ブレーキの効きは悪い。ブレーキのアタリをとるにはブレーキを使っていくしかないだろうし、
しばらくは用心して乗ってみるか。

ちなみに、ディスク交換の目的であるブレーキタッチの向上については、十分、達成できたと思う。現在、
非常にカッチリとしたタッチでいい感じである。前の試乗会で乗ってみたCBR1000RRのブレーキタッチほどではないにしろ、十分以上、
合格点を与えられる。あとは、アタリが取れた状態でこのカッチリとしたタッチを維持できていれば万々歳である。

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