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Windows Vista Ultimate 導入

  • Posted by: おりおん
  • PC

しばらく前、サーバAyakoの中身入れ替え用のパーツ購入のタイミングで購入していたWindows Vista Ultimate 32ビット版を、ようやくメインマシンYuiに導入。

まず、マイクロソフトのサポート技術情報に従ってメールアカウントとアドレス帳のデータをエクスポートした上でこれまでのWindowsXP環境をバックアップ用パーティションにAcronis Disk Director Suiteを使って丸ごとコピー。それから、Windows Vista Ultimate 32ビット版(以下、Windows Vista)のインストールを開始した。

インストール作業自体はかなりあっけなく完了。さすが、新しいOSだけあって、SerialATAの動作モードについてもAHCIのままであっさりと認識し、問題なく動作してくれた。ビデオカードとネットワークインタフェースもあっさりと認識され、ドライバがインストールされた。ただ、サウンドカード(Sound Blaster X-Fi Digital Audio)だけは認識されていたもののドライバのインストールは行われなかったので、別途、Windows Vista対応のドライバを確保し、インストールする必要があった。

インストール終了後、メール関連のデータを旧環境からインポートし、ネットワーク関連の設定などについても以前の環境に合わせて設定しなおし。その次に、思いついたものから各種アプリケーションの再インストールを開始。とりあえず最優先でNorton Internet Security 2007をインストール。購入したパッケージ自体はWindows Vista非対応だったけれど、Windows Vista対応のインストーラが公開されていたため、それを使ってインストール完了。その他、ATOK2007やB's Recorder Gold 9、Sleipnir、ホームページビルダー11などもインストールし、Windows Vista対応のアップデートを適用。他にもまだインストールしていないアプリケーションがあるけれど、必要に応じてインストールすることになると思う。

WindowsXPとWindows Vistaでは、ユーザインタフェース以外にもかなり仕様が変わっているところがあるようで、旧環境で使用していたアプリケーションのうちいくつかは以前のように動作しないものがあった。やや困ったのが、今までこのブログの更新の際に使用していたubicast bloggerが使用不能になったこと。一応、インストールの際には一見正常にインストールできたように見えるのだが、実際は実行ファイル等必要なファイルが正しくインストールされず、動作不能になる。ホームページビルダー11にもブログ管理機能があるのでこれを使うという手もあったのだけれど、ubicast bloggerにある画像サムネイル生成・リンク作成機能がなく、画像入りのエントリーを作成するのが手間になりそうだったので却下。Windows Vistaで動作可能で、かつ、usbcast bloggerに相当する機能を持っているブログクライアントがないか探してみたところ、BlogWriteが使えそうな感じに思えたので、まずは機能限定無料版をインストールして試してみた。画像挿入時に自動でサムネイルを生成できるなど、十分、ubicast bloggerから乗り換えるに値する機能があったのだけれど、この機能限定無料版では各エントリの最後に一行広告が入ってしまうので、通常バージョンを試用してみることにした。こちらはさすが有料版、いい感じである。おそらく、レジストして使用することになると思う。ちなみに、ubicast bloggerで気に入らなかった点として、挿入した画像についてアップロード時にファイル名が自動生成され、画像とファイル名の関連が失われてしまう点と、表の挿入がサポートされない点があったのだけれど、BlogWriteではそのようなこともなく、画像のファイル名は残るし、表の挿入も可能。

僕はESCキーがフルキーボード側「1」の左、CTRLキーが「A」の左にないと困る人だったりするので、AltIMEを利用して一部のキー配置を変更していたのだが、AltIMEもWindows Vista上で使用するのは管理者権限での実行が必要でやや面倒になるとの情報があり、今回はAltIMEに頼らず、一時期使っていたことがあったKeySwapにてキー配置を変更してみることにした。KeySwapは常駐タイプのアプリケーションではなく、レジストリに変更を加えてキー入れ替えを行う非常駐タイプのアプリケーションであり、WindowsVista上でも特に問題なく動作し、キー入れ替えも成功。

そこそこ長い間愛用していた壁紙チェンジャー Wchangerの動作が怪しい点も、致命的ではないとはいえ、困った点の一つ。各実行ファイルのプロパティにて「管理者として実行」を有効にすれば正しく動作しそうな気配があったのだが、やはり、正しくは動作してくれなさそうな感じ。その上、スタートアップにWChangerを登録しても起動をブロックされてしまい、ログインするごとに実行を許可させないとならない。スタートアップ実行が面倒なのはかなり致命的だったので、他の壁紙チェンジャーに乗り換えることにした。ただし、WChangerが実現している以下の機能、

  • 常駐型・一定間隔で壁紙を自動切り替え
  • 壁紙登録はファイル単位ではなくフォルダ指定で、かつ、指定したフォルダ以下をサブフォルダ込みでファイルを見てくれる
  • ランダムに壁紙を切り替えられて、かつ、一巡するまで重複して表示されない
  • Susie Plug-in対応

をすべて満たす壁紙チェンジャーが他に見あたらなかったのでやや困っていたのだが、探索の結果、SC-Wallという壁紙チェンジャーを使うとWChangerとほぼ同等の機能を実現できることが分かり、これを使ってみることにした。SC-WallはSusie Plug-inには非対応なのでWChangerよりは対応画像フォーマットは限られてしまうが、BMP/JPEG/GIF/PNG形式が使用可能なので十分何とかなるし、WChangerのようにスタートアップ起動をブロックされることもない。これで、ほぼWindowsXP時代と同等の環境を実現できることになった。

なお、Windows Vistaの導入のちょっと前に、マウスとしての動作が怪しくなっていたLogicool MX1000をMX Revolutionに置き換えていたのだが、これの左側面にあるドキュメントクイックフリップがWindowsフリップ3Dに割り当てられていて、意外に便利である。その他、タスクバー上にマウスポインタを合わせると、対応するウインドウの表示内容がサムネイルで表示されるのだが、その内容が対応するウインドウに合わせて動的に更新されるのにはちょっと感動。

あと、予想はしていたのだけれど、ユーザアカウント制御(UAC)はややうっとうしいかも。そこそこの頻度でUACのダイアログが表示されてしまうので、何とかしたいところではある。

WindowsXPから、見た目や一部操作など変わってしまった点があり、慣れるまでにはもう少し時間がかかりそうだけれど、少しずつ、カスタマイズを進めて行く予定。

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