Home > PC > サーバ復旧、続き。

サーバ復旧、続き。

  • Posted by: おりおん
  • PC

サーバAyakoについては、オンボードのMarvell Yukon 88E8053に対応したLinux版ドライバsk98linが導入できなかったため一時的に手持ちのIntel EtherExpress PRO/100を装備していたのだが、気が変わって、ダウンローダSanaeに装備していた玄人志向GbE-PCIを移植してみた。が、いまいちパフォーマンスが出なかったため、再度、sk98linの導入を試してみることにした。

前回の作業ではドライバのビルドが通らず、また、インストーラで生成できるカーネルへのパッチを当てた状態でのカーネルビルドも通らなかったので使用を断念したのだが、今回、クリーンな状態のカーネルソースを用意し、最新ベータ版ドライバをインストールしてみた。GCCバージョンが不一致という警告が出たものの、バージョン違いを無視させることが可能で、無視させてみたらあっさりとドライバインストールに成功してしまった。ドライバはモジュール形式で生成されているようであったので、/etc/modprobe.confに alias eth0 sk98lin の記述を追加し、起動時からeth0が使用できるようにした。これで問題なく動作。あれだけはまっていたのが嘘のようだ。パフォーマンスも十分である。

参考までに、今回の環境でワットチェッカーを使ってAyakoの消費電力を計測してみた。以前の環境(P4C800-E Deluxe + CT-479)では、起動時ピーク220W・アイドル時130Wという状態だったが、現在では起動時のピーク170W・アイドル時100W以下という状況。HDDが1台減って、グラフィックカードを取り外したことも影響しているとは思われるが、確実に消費電力は減っている。一応、苦労した甲斐はあったようだ。

Comments:0

コメントする

Home > PC > サーバ復旧、続き。

Search

Feeds

Return to page top