2003年1月の戯言。


2003/01/26

PowerWIDE問題解決・・・。

うちのPowerWIDEのHD入力にD2相当の525pの信号を入力すると、画面に色ムラが発生してとても常用する気になれなかったのだが、何気なくGoogleで情報を検索してみると、サービスモードでパラメータを調整すれば解消できるとの情報を発見。
PowerWIDEには、隠し機能としてサービスモードというものがあり、画面関連の設定を細かく調整できるのだ。ただし、調整次第では変になるのでかなり危険な機能である。
具体的には、DP(SDA9360)のHSPHパラメータを+方向に調整することで色ムラを解消できる可能性がある。うちでは、この調整で色ムラが完全に解消。これで、プログレッシブTVを急いで購入しなくてもよくなった。

GigabitEther関連・・・。

うちのLANをGigabit化したのはいいけれど、どうもパフォーマンスが出ていない気がしていたので、いくつか実験をしてみることにした。
まずは、NICの交換。比較的安価で売られていたメルコ製のNICと交換し、パフォーマンスに影響が出るかどうかを検証してみた。結果は、ピークのパフォーマンスが向上し、平均でもわずかにパフォーマンスが向上したものの、大差はなし。あえてNICを換装するほどのメリットはなさそうであった。
次に試したのは、LANケーブルの交換である。今まで使っていたケーブルはエンハンスドカテゴリ5で、一応1000BASE-Tには対応とはなっているもののやや心許ない部分があったのだ。1000BASE-Tに正式対応しているカテゴリ6のケーブルを新規に購入し、パフォーマンスに影響が出るかを調べてみた。結果は変化なし・・・。
結論としては、やっぱり不明。まぁ、100BASE-TXよりは確実に倍の速度が出ているのでよしとすべきなのか。

パーティション消滅・・・。

うちのメインマシンであるYuiは、過去に大きなパーティションを切らない方針にしていた名残で、細切れのパーティションが乱立する状態であったが、最近になって整理したくなってきた。
まず手始めに、システムHDDのデータパーティションをいくつか統合することにして、いつものようにPartitionMagicを立ち上げ、パーティション統合を設定。あとは、再起動して処理が完了するのを待つだけであったはずなのだが・・・。
しばらくしてから状況を確認してみると、エラーが発生し処理に失敗したとの表示が。再起動してみると、統合しようとしたパーティションのうち一つが消滅しているのを発見。半分以上の容量を使用済みであったパーティションであったため愕然・・・。
ここで、以前に海外製のデータ復活ソフトGetDataBackのライセンスを購入していた事を思い出して、それでデータを復活させてみることにした。このソフトはライセンスを購入しないと試用はできるもののデータ復活はできないタイプである。うまくいくと思っていたら、今回はライセンスを受け付けてくれず、このソフトの使用を断念。仕方なく、実績が多そうなFINALDATAをダウンロード購入することにした。一度目、ファイルを発見してくれる事は確認したが、まだ復活には成功せず。あらためて試してみる予定。

2003/01/19

DVDプレイヤー購入・・・。

最近、PC関連のパワーアップネタが一段落してやや欲求不満気味。次に手を出すとしたらノートパソコンを更新するくらいかなぁと考えていたところ、ふと目に付いたのがNextWaveブランドの激安プログレッシブ対応DVDプレイヤーの記事。15,000円を切る値段にもかかわらずプログレッシブ対応、おまけにVGA出力もあるということで、購入に傾きかけた。でも、やはり海外製の激安なDVDプレイヤーを購入するのには抵抗があり、国内メーカー製の比較的安価なDVDプレイヤーにターゲットを変更。
当初はプログレッシブ再生に非対応な1万円台の機種を購入するつもりであったのだが、店頭でさんざん迷ったあげく、購入したのはプログレッシブ再生対応なPioneer製DV-555という機種。Sony製の機種やVictor製の機種にも惹かれるものがあったのだが、再生可能メディアの多さと出力が2系統ある事が機種選定の決め手となった。
実は、うちのTVであるPowerWIDEはD2相当の525pでのコンポーネント入力に対して正常に画面を表示できないらしい。BSディジタルチューナの525p出力を入力すると、かなり頻繁に画面にムラが発生する。プログレッシブ再生時も525pな映像信号が入力されることが予想されたので、プログレッシブ再生対応のDVDプレイヤーを購入してもプログレッシブ再生がまともに行えない可能性があった。でも、プログレッシブ再生対応なDV-555を購入したのは、いずれはプログレッシブTVを購入することになる(PowerWIDEは購入から8年目・・・)ことと、自己満足のためである。
予想通り、残念ながらDV-555でのプログレッシブ再生でも画面ムラが発生することを確認できてしまった。仕方ないのでインタレース再生でしばらくは我慢。でも、今までのPS2でのDVD再生より画質は向上しているみたいだし、何よりもPS2の排気ファンのノイズを気にしなくてもいいのはポイントが高い。
後に、何故PowerWIDEで525p表示時に画面にムラが発生するのか調べてみたところでは、どうやらPowerWIDEのコンポーネント入力が対応している信号レベルが低いことが原因であるらしい。DV-555のコンポーネント出力は、Yが1Vp-pで、CrとCbが0.75Vp-p。一方、PowerWIDEのコンポーネント信号の入力レベルはYが1Vp-pでCrとCbが0.325Vp-p。CrとCbに関しては、実に2倍もの差があるのである。これでは画面が変になってもおかしくはないわな。PowerWIDEのコンポーネント入力端子はアナログハイビジョン時代のものなので、DVDプレイヤーやBSディジタルチューナのことは存在すら予想できなかったに違いない。でも、D3相当の1125i入力では正常に表示できるのは何故だろう?525pと1125iでは信号レベルの設定が違うのか?
そういえば、DV-555はMP3再生にも対応しているが、日本語ファイル名には非対応で、適当な文字に置き換えられて表示される。メニュー等は全て日本語なので、もう少しがんばって日本語表示にも対応して欲しいところである。

2003/01/12

「バイクなページ」更新・・・。

久々に「バイクなページ」を更新。とはいっても、内容はほとんど変更なし。FireStormの写真を撮り直しただけだったりする。
改めて、CAMEDIA D-400ZOOMで撮影した写真と比較してPowerShotS45で撮影した写真の画質がかなり良いことを実感。
写真を撮る前に、ちょっと汚れが気になっていたFireStormを洗うため近所にあったはずのコイン洗車場を探したのだが、いつの間にか、コイン洗車場があった場所にはビルが建っていてびっくり。仕方なく、ちょっと距離が離れたコイン洗車場へ出かけて洗車。コイン洗車場は国道沿いなら何ヶ所でもありそうなもんだが、僕が知っているのは今回利用した場所とビルに変化した場所だけ。もう少し近くにないかなぁ。

電話機購入・・・。

以前から、うちで使っている電話機には不満点が多かった。衝動的に、デザイン優先で購入したSonyのIT-C222という機種だったのだが、受話器を上げて数字が光った際、銀色のボタンへの光の反射と干渉して数字が見にくくなるのと、ボタンのタッチが気持ち悪いのが非常に気に入らなかったのだ。このため以前から電話機を買い換えたかったのだが、年末頃から本格的に機種調査を開始した。
うちはワンルームなので親子電話はオーバースペックだし、FAXもモデムのFAX機能で代用するため不要なのだが、親子電話でもFAXでもない電話機というと、途端に選択肢が狭まるのである。そのうえ、いかにもホームテレホン然とした丸っこいデザインの電話ばかり。親子電話だとデザイン面で許せそうな機種があったので、親子電話にしてみようかと考え始めたところ、PanasonicのVE-PCV01Lという機種を発見。
VE-PVC01Lは、親子電話の子機なし版という感じで、後から子機も増設できるタイプ。デザインもシャープでグレーメタリックな色も気に入ったし、横幅は広めだけれど奥行きはあまり無いため意外とコンパクト、その上、Lモード対応のため、モノクロではあるが大きめな液晶ディスプレイを装備している。Lモード自体にはさほど興味はないが、この、電話機にしては大きなディスプレイにぐっと惹かれたわけである。おまけに親子電話より実売価格が安いことが判明した時点で購入を決断。Lモード加入でさらに値引きしてもらったので、かなり得した気分。妙に安い気がしたので、Lモード対応のかなり初期の機種ではないかと思っていたのだが、機種発売開始は去年の3月らしく、そんなに古い機種というわけでもない。もともとかなり安めだったのか。
IT-C222より確実に幅が広いため、設置スペースの面で心配があったのだが、何とか設置スペースは確保できた。タクトスイッチを採用しているらしく非常にストロークが短いボタンは微妙なところだけれど、IT-C222のふにゃっとしていつスイッチが入ったのか分からないタッチよりは断然マシ。来週中頃からLモードも使えるようになるし、とりあえず使ってみますか。

2003/01/05

実家に帰省・・・。

今回の年末年始も実家に帰省。去年の12/30から、1/3まで実家でのんびりと過ごす・・・予定だったのであるが、今回は母親の実家からの来客と、姪&甥のおかげでとってもにぎやか。いつもの年末年始よりは落ち着けなかったかも。
一緒に田舎から来ていた従姉妹がUSJに行きたかったとのことで、叔父叔母夫婦と従姉妹について、案内も兼ねて僕も行ってみることにした。午前中にはUSJに到着。年始にしては人が少ないなぁと思ったけど、それは大きな勘違い。アトラクションは60分待ち以上が普通、レストランもトイレも行列発生である。従姉妹の希望であったJAWSはEXPRESSパスで予約を入れたためすんなりと搭乗(?)できたが、他はそれなりに待たされた。結局、アトラクション4つ(BACKDRAFT・JAWS・TERMINATOR2 3-D・BACK TO THE FUTURE RIDE)で並んだ時間は計4時間弱というところ。さすがに疲れたけど、アトラクションは十分に楽しめたからいいか。デジカメも持っていったけれど、まさか60枚以上も写真を撮るとは思わなかった。また、もっと余裕をもってUSJには出かけてみたいところ。

さっそく暴走・・・。

帰省から帰宅後、前から興味があったLANのGigaBit化を実行。個人的に、GigaBit化を行うのはファンレスのGigaBitスイッチングハブが手が出る値段で入手可能になることを条件にしていたのだが、昨年末にPlanexからファンレスの8Port GigaBit スイッチングハブがそれなりの値段で販売開始されたのだ。そこで、ちょっと迷ったけれど、うちで浮いていたVaioを中古買い取りで引き取ってもらって、それを資金にしてGigaBit化を実行。
ハブに関しては上記のようにPlanexからリリースされた8Port GigaBit スイッチングハブである FXG-08TXを購入。メインマシンはオンボードでBroadCom製のGigaBit対応ネットワークコントローラが装備済みであるので、特にハードウェア面での変更は必要なかったが、RieTerminatorについてはGigaBit対応のNICを追加購入し装着する必要があった。RieについてはOSがWindowsXPなので問題は無いのだが、TerminatorはOSがVineLinuxであるので、Linuxでサポートされている製品を選ぶ必要があった。いくつかLinuxでサポートされているGigaBit NICがあったが、結局、Intel製のPRO/1000 MT Desktop Adapter(以下PRO/1000MT)を購入し装着。Intel製のNICはそこそこ評判がいいし、実際に使っていてもノントラブルであったのも決定理由の一つ。
TerminatorのカーネルをGigaBit対応に再構築した後PRO/1000MTを装着し、起動スクリプトを追加してVineLinuxを起動。特に苦労することはなさそうだと思っていたが、少々はまってしまった。PRO/1000MTを追加したので、チップセット内蔵のネットワークコントローラがデバイスeth0で、追加したPRO/1000MTの方がデバイスeth1として認識されると予想し、eth1側の設定をメインで使うように設定したのだが、実は追加したPRO/1000MTの方がeth0になっている事が判明。何かよく分からないけれど、そういうものらしい。さっそく、eth0側の設定をLANに合わせて対応。eth1の方はとりあえず適当にしておいたが、起動スクリプトを削除するなりして対処しておくべきかもしれない。
各マシンの設定完了後、簡単にネットワークのパフォーマンスを計測してみたところでは、大体100BASE-TXと比較して3倍程度の速度が出ている様子。ネットワークドライブの参照もスピーディになったような。ま、いい感じってところですか。

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