HDD遍歴

IBM党→Seagate党→Maxtor党→IBM党→無党派?

古い順に並べている。

基本性能の他には、静音性重視。速いけれど爆音、というのは避けてる。

機種名が緑色な製品は現役稼働中なHDDである。ただし、使用状況は変わっている可能性あり。
機種名が水色なHDDは既に売却・破棄等で手元には残っていない。使用状況等は更新していないので古い情報である。


3.5 inch HDD編

2.5 inch HDD編


3.5 inch HDD編

CONNER製2GB IDE-HDD

初代メインマシン一式を注文したときに装備されていたHDD。詳細は忘却の彼方であるが、性能よりコスト重視なタイプであったような記憶がある。転送速度は4MB/s台だったかな?
この時期は、HDDのメーカー・性能などにはあまり気を遣っていなかったのだ。

IBM DORS-32160U

UltraSCSI対応HDD。容量は約2.1GB、転送速度は5MB/s強。ビデオキャプチャなど行う上でHDD容量が不足してきたため、東京出張のついでに秋葉原にて購入。
SCSIなHDDにしたのは、この時代にはまだ「ビデオキャプチャするならSCSI-HDDを使わなきゃ」という風潮があったためである。まだIDEなHDDではまともにDMA転送が使えなかったためだろうか?

QUANTUM Fireball ST 4.3S

今は亡きQuantum製、UltraSCSI HDD。容量は4.3GB、転送速度は8MB/s強。HDDの空き領域が不足し始めていたため追加購入。ビデオキャプチャデータの保存が主な使用目的であった。
購入後、ベンチマークで転送速度を計測してみたところ、読み込みは8MB/sを超えるものの書き込みが半分以下であった。ビデオキャプチャ用としては読み込みよりも書き込み性能が大事なので、早々に使用をあきらめ、知人に売却。
・・・今になって考えれば、単純にライトバックキャッシュがOFFになっていただけかもしれない。その当時には、HDDのライトバックキャッシュの設定など知らなかったので、HDDのキャッシュ容量の少なさ(FireballSTは128KB)が影響していると思いこんでいたのだ。

IBM DCAS34330U

UltraSCSI対応HDD。容量は約4.3GB、転送速度は8MB/s弱。上記FireballST4.3Sの代替として購入したHDDである。
このHDDはFireballSTとは違い、読み書きともに8MB/s弱の性能がちゃんと出たので、それなりに長期間使用を続けていたが、メインマシンのリプレースに伴い、データ用HDDに転用。
当時としてはかなり静かなHDDだったような記憶がある。IBM党であることを意識し始めたのはこのあたりからかな?

IBM DDRS34560UW

UltraWide対応HDD。容量は約4.5GB、転送速度は13MB/s前後だったかな?2代目メインマシン購入の際に、UltraWideSCSIを使ってみたくて指定した。また、初めて所有した7200rpmなHDDであった。
7200rpmなHDDの割に静かで発熱も低め、いいHDDだったような記憶がある。ただしシーク音は大きめだったかな?

IBM DTTA371010

UltraATA/33対応7200rpmなHDD。容量は約10GB。転送速度は13MB/s強だったらしい(データ紛失&忘れた)。初代メインマシン以後、久々に購入したIDEなHDDである。
このころになると、SCSIなHDDとIDEなHDDとのコストパフォーマンス差がかなり開いてきていた。このHDDを購入するまではSCSI派であったが、コストパフォーマンス差をさすがに無視できなくなったので、以後はIDE派となる。
購入したものはやや外れ品だったのかもしれない。振動・発熱ともやや多めであり、直接シャドウベイに装着すると筐体が共振して振動・騒音のもととなってしまっていた。

IBM DPTA372730

UltraATA/66対応7200rpmHDD。容量は約27GB。転送速度は23MB/s弱。上記DTTA371010の代替として購入。衝動買いだったかも?
7200回転品としてはそこそこ静かで発熱も低めであり、かなり良品だったかもしれない。

Seagate ST320430A

UltraATA/66対応7200rpmHDD。Seagateがリリースした高性能志向IDEHDDであるBarracudaATAシリーズの20GB品である。こいつは思いっきり衝動買いである。
上記DPTA372730とほぼ同世代なHDDであるが、性能はこちらの方が上。転送速度は27MB/s程度。ただし、騒音・発熱がDPTAよりかなり多かった。性能がよかったので妥協して使っていた記憶あり。

富士通 MPE3084AE

富士通製UltraATA/66対応5400rpmHDD。容量は8.4GB。転送速度は22MB/s程度。これまた衝動買いである。静かなHDDという情報があり、安価に売られていたのを見てふと、というパターンである。
メインマシンのサブ環境の構築などに使っていたような記憶がある。

富士通 MPE3136AH

富士通製UltraATA/66対応7200rpmHDD。容量は13.6GB。転送速度は24MB/s程度だったかな?これまた衝動買いである。
何でこのHDDを買ったのか・・・。7200回転で静かなHDDを使ってみたかったからかもしれないが。

IBM DTLA307030

UltraATA/100対応7200rpmHDD。容量は30GB、転送速度は37MB/s程度。
発熱・騒音とも、7200rpmなHDDとしてはかなり低めで、静音化ツールでシーク音を低減させることもでき、その状態では、多少のパフォーマンスダウンの代わりにシーク音がほぼ無音にできた。
これまでに購入したHDDの中では第2位の評価というところか。こいつ自体は今でもクラッシュすることなく動作している。しかし、DTLAシリーズは壊れやすいことで有名になってしまったのだ。

IBM DTLA305040

UltraATA/100対応5400rpmHDD。容量は40GB。転送速度は30MB/sちょい。それまでデータ用HDDとして使っていたDPTA372730の置き換え用として購入。
性能的には十分であった。発熱の低さはさすが5400rpmであったが、騒音面ではDTLA307030とあまり大差なし。シーク音に至っては、デフォルト状態ではDTLA307030より大きかったかも。
しばらくデータ用HDDとして使用していたが、代替HDD購入のためデータ移動作業を行っていた際にクラッシュしていることが判明し、チェックの結果不良セクタが発生していることが確認できたため引退。しかし、その後のエラーチェックでは不良セクタは発見できなかった・・・。気持ち悪いので、不良セクタ歴のことを明示した上で売却。

IBM DTLA307015

UltraATA/100対応7200rpmHDD。上記DTLA307030と同シリーズの15GB品。サブマシンのシステム用として購入。
購入直後、システム環境構築後にクラッシュし、OS起動不可能になった。IBM製のチェックツールでもエラーが検出された。まだ初期不良期間中であったので、購入した店で同じ製品の新品と交換してもらうことができた。以後は特に問題は発生していなかったが、しばらく未使用の後、売却のため内容確認を行っている最中にクラッシュ。ちと取り扱い方がまずかったか。
この他に、会社で使用していたDTLA307045もクラッシュしたので、僕の中でのIBM製品に対する信用度は急激に落ちた。IBM党でなくなったのはこの時期である。

富士通 MPG3409AT-EF

UltraATA/100対応5400rpmHDD。容量40GB。静かなHDDが欲しくなり衝動的に購入。
流体軸受け採用のため劇的に静か、シーク音もユーティリティにより静音モードに設定することが可能であり、この状態では無敵の静かさを誇る。発熱も低い方。転送速度は30MB/s程度だが、これだけ出ていれば十分であろう。
当初、ATAPI-SCSI変換ボード経由でSCSI-HDD化して使用していたが、後に外付けIEEE1394 HDDケースを購入し、IEEE1394 HDDとしてしばらく使用していたが、容量不足のため引退、売却。

Seagate ST340016A・ST360021A・ST380021A

UltraATA/100対応7200rpmHDD。SeagateがリリースしたBarracudaATA IVシリーズである。転送速度は41MB/程度。しばらく、メインマシン・サブマシンのシステムHDDや、データHDDとして使用していた。使用期間中はこのシリーズは一押しであった。
実は40GB品を探していたのだが、店頭に見あたらず、衝動的に60GB品を購入した。このHDDは、転送速度も高速で、流体軸受け採用により、高い静音性能をも実現している。回転音がほとんど聞こえないのである。シーク音もユーティリティにより静音モードにするとほとんど無音にできる。初期ロットの製品にはアイドル時のキャリブレーション動作(?)に問題があったらしく、アイドル時にキュルキュル音を発するものがあったが、ファームウェアの設定を変更するツールが出回り、対処が可能となった。
結局、このBarracudaATA IVシリーズは、サブマシンのシステム用に40GB品、メインマシンのデータ用に80GB品を追加購入したため、ラインアップが20GB品以外揃ってしまった。
後に、メインマシンのバックアップ用として使用していたST380020Aでエラーが発生するようになったため、さらにST380021Aを追加。実はST380020Aには罪はなく、UltraATAカード側の問題であることが判明・・・。
ST360021Aの方は、不良セクタが出たためIBMのIC35L080AVVA07-0と交代。フォーマット後、ST360021Aのエラーチェックを行ってみたところ、エラーは検出されなくなった。ただし、不良セクタが出たHDDを継続使用するのは気持ち悪いので、引退決定。
メインマシンで使っていた2台のST380021Aのうち、データ用に使っていた方に不良セクタが存在することが分かり、引退。もう1台も、現在は売却済み。

Seagate ST380020A

UltraATA/100対応5400rpmHDD。SeagateのU6シリーズの80GB品である。転送速度は30MB/s程度。サブマシンのビデオキャプチャ用として購入した。
安価で大容量、というのが購入時のポイントであったが、40GBプラッタ採用の割りには転送速度は低めであったが、使用目的には十分ではあった。
メインマシンのバックアップ用として使用したのち、サブマシンのバックアップ用にしばらく転用したのち、売却処分。

IBM IC35L080AVVA07-0

UltraATA/100対応7200rpmHDD。容量は80GB。転送速度は43MB/s程度。久々に購入したIBM製HDDである。DTLAシリーズでのHDDクラッシュ以降、IBM製品は避けていたのだ。
流体軸受けを採用していないため、静音性能に関してはBarracudaATA IVより多少落ちるが、それ以外の性能は全てBarracudaATA IVを超えているようだ。
当初はサブマシンのビデオキャプチャ用として1台購入したのだが、サブマシンをTV録画マシンとして運用開始してからはさらに容量が不足したため、80GB品を追加購入。実は、同型番のHDDを複数所有したのは、このHDDが初めてだったりする。
・・・メインマシンのシステム用として使用していたSeagate ST360021Aに不良セクタが発生したため、代替用としてもう一台追加。現在、3台がサブマシンにて稼働中・・・。

Maxtor 96147H8

UltraATA/100対応、5400rpmのHDD。容量は60GB、転送速度は24MB/s程度。サブマシンでビデオキャプチャを行うようになった時に、キャプチャデータ保存用として購入。当時としてはかなり静かで、コストパフォーマンスも高い製品であった。
キャプチャ用としては容量不足を感じるようになったため、サブマシンには新規にST380020Aを追加し、96147H8はメインマシンのバックアップ用に転用。後に、引退、売却。

Maxtor 4D080K4

UltraATA/100対応、5400rpmHDD。容量は80GB、転送速度は34MB/s程度。富士通MPG3409AT-EFの代替として購入。
この製品も流体軸受けを採用していて、かなり静かなHDDである。個人的にはMPG3409AT-EFより多少回転音が聞こえるような気がするが、それでも十分静かである。発熱も低めかな。

Maxtor 4R080L0

UltraATA/133対応、5400rpmHDD。容量は80GB、転送速度は42MB/s程度。4D080K4をサーバへ転用するために代替用として購入。
80GBプラッタを採用しているとの情報があったが、当初は4D080K4との速度差を体感できず。のちに、IEEE1394なHDDケースのチップがボトルネックになっているらしいことが判明。
しばらく外付けIEEE1394ケースに内蔵して使用していたが、異音を発するようになったため代替用HDD(Maxtor 4R120L0)を購入した。データを4R120L0へコピーしている最中に本格的にクラッシュし、一部のデータを喪失してしまった。ただ、テンポラリファイルがほとんどだったのでさほど被害はなかった。ケースに内蔵している状態でケースがかなり熱くなっていたことから、発熱により寿命が縮んだらしい。
後に、分解してみた限りでは1プラッタ80GBであることを確認できた。

IBM IC35L180AVV207-1

UltraATA/100対応、7200rpmHDD。容量は180GB。転送速度は56MB/s程度、8MBバッファ搭載。初めて購入したBigDrive対応HDDである。メインマシンのシステムドライブとして使用していたIBM IC35L080AVVA07-0の回転音が目立つようになってきたため代替用として購入。
当初はMaxtor製DiamondMaxPlus9 6Y080P0 (80GB/8MBバッファ)を購入する予定であったが、当分市場に出てこないような気配だったのと、80GBプラッタ採用と思っていたが実は60GBプラッタらしいとの情報があり購入を断念し、その次に良さそうだと思っていたIBMのDeskstar180GXPシリーズを購入することになった。今回は8MBバッファにこだわり、確実に8MBバッファである180GB品を購入。高かった・・・。
プラッタ3枚の上デフォルトではサイレントシークモードではないため、シーク音はなかなか盛大であるが、IBM Feature toolでサイレントシークモードに設定すればかなり低減できる。微妙ではあるがパフォーマンスも向上したことを実感できるし、流体軸受け採用のため回転音がかなり低減されているのも良い感じ。しばらく、これで持たせられるかな。

Maxtor 6Y080L0

UltraATA/133対応、7200rpmHDD。Diamond Max Plus 9シリーズの80GB品である。転送速度は49MB/s程度。上記Deskstar180GXP購入のため、当初は購入しないつもりであったが、データドライブとして使っていたSeagate ST380021Aの不良セクタ発覚により、急遽購入。
当初の噂では80GBプラッタ採用とのことであったが、実際に購入した人のレビューによるとどうも60GBプラッタらしい。実際に購入してベンチマークを取ってみた限りでは、確実に80GBプラッタ採用(ただし片面のみ)であるDiamond Max Plus 8 (60MB/s程度の速度が出る)より遅く、数値的には60GBプラッタ採用とすると計算が合うので、おそらく60GBプラッタであろう。Maxtorのサイトには詳細なスペックは掲載されていないので、確実なわけではないが・・・。
データドライブなので速度は優先しなかったが、デフォルトでパフォーマンスシークモードになっていてシーク音が大きめであったため、Maxtor謹製AMSETでサイレントシークモードへ変更。

IBM IC35L120AVV207-0

UltraATA/100対応、7200rpmHDD。容量は120GB。転送速度は56MB/s程度、2MBバッファ搭載。メインマシンのファイルサーバとしての役割をTerminatorに移転させる際、ディスク容量の増強のため購入。
Terminatorに装備し、付けっぱなしにした上で就寝しようとしたら回転音が予想以上に気になったため、Terminatorで使用することはあきらめて、メインマシンのデータドライブへ転用することとした。
速度的には十分以上速いし、そこそこ静かなので満足。システムドライブで使用している IBM IC35L180AVV207-1 と違い2MBバッファであるが、システムドライブほどは激しいディスクアクセスが行われないため気にはならない。
後に、メインマシンで使っていたST380021Aが怪しい動作をしたため引退させることにし、代替用としてもう1台購入。

Maxtor 4R120L0

UltraATA/133対応、5400rpmHDD。容量は120GB、転送速度は38MB/s程度。1台目は、上記 IC35L120AVV207-0の代替として購入。後にTerminatorのバックアップ用にもう一台追加し、さらにMariaのデータ置き場としてもう一台購入。さらに、Mariaのデータドライブであった4R080L0が怪しい兆候を示したため、代替用としてもう1台を購入。Mariaのデータドライブが満杯になったためもう一台追加したことで、結果、5台稼働中。
どうも、このHDDは同じDiamondMax16シリーズである4R080L0と異なり60GBプラッタを採用しているようだ。4R080L0が40MB/sを超える転送速度を出すのに、4R120L0は38MB/s程度。簡単に計算してみると、60GBプラッタを採用していると考えると、ほぼ正当な値である。ま、速度より容量と静音性を優先した結果なのでいいんだけれど。

HGST IC35L120AVV207-1

日立ブランド(旧IBM)製のUltraATA/100対応、7200rpmHDD。容量は120GB。転送速度は56MB/s程度、8MBバッファ搭載。サーバのシステムHDDの高速化を図るため購入。
IC35L120AVV207-0と比較して、バッファサイズが2MB→8MBになっている以外はスペックは同じ。パフォーマンス的にもあまり差を感じなかった。

Seagate ST3160023A

久々に手を出したSeagate製のUltraATA/100対応、7200rpmHDD。Barracuda 7200.7シリーズの160GB品である。転送速度は56MB/s程度、8MBバッファ搭載。やや衝動買い気味だが、LinuxでのBigDrive対応状況の確認とデータパーティションの容量拡大のため購入。
速度的には日立 Deskstar 180GXP系と同様だが、騒音面ではややBarracuda 7200.7の方が低めのようだ。LinuxでもKernel 2.4.19あたりでBigDrive対応がなされていたらしく、導入時のKernel (2.4.21)では問題なく全領域を認識できた。

Maxtor 6Y200P0

UltraATA/133対応、7200rpmHDD。Diamond Max Plus 9シリーズの200GB品である。バッファは8MB。転送速度は59MB/s程度。ファイルサーバのメインデータパーティションの容量拡大のため購入。バックアップ側も同時に容量拡大する必要があったため、2台同時に購入。
Diamond Max Plus 9シリーズとしては以前に購入した6Y080L0に続いて2種類目となる。6Y080L0についてはやや期待はずれな部分があり、当初はこのシリーズの購入は避けようと考えていたのだが、購入を検討した時期には180GB以上の7200rpmなHDDとして他の入手可能な製品は250GBな製品に飛んでしまうことでかなり価格も高くなることもあり、比較的手頃な価格であった6Y200P0へと落ち着いた。6Y080L0と異なり、80GBプラッタ・8MBバッファ採用なことが確実であったことと、他の製品とパフォーマンスに大差がなさそうであったことも選択理由になった。
購入直後ではパフォーマンスシークモードになっていてかなり盛大にシーク音を発していたため、Maxtor謹製AMSETにてサイレントシークモードへ設定変更。これで深夜に行っているバックアップで睡眠を阻害されることもなさそう。

HGST HDS722516VLAT80

UltraATA/100対応、7200rpmなHDD。Deskstar 7K250シリーズの160GB品である。転送速度は61MB/s程度、バッファは8MB。メインマシンの中心コンポーネントを更新したためOS再インストールを行うことになり、ついでにシステムHDDも更新してしまえ、ということで購入したHDDである。
容量的にはそれまで使っていたIC35L180AVV207-1よりちょっと減っているが、元々全容量を使っていなかったので問題なしである。騒音面でも大差なし。いわゆる「猫鳴き」がなければ完璧か。

Seagate ST3200822A

Seagate製のUltraATA/100対応、7200rpmHDD。Barracuda 7200.7シリーズの200GB品である。転送速度は60MB/s程度、8MBバッファ搭載。当初はダウンローダのシステムHDD用として購入したが、シーク音低減設定が不可能なことがわかり、メインマシンのデータ用へ転用。
100GBプラッタ採用のため、速度的には80GBプラッタ採用なST160023Aより多少高速。ただ、アイドル時にジージー音が鳴る点がちょっとマイナスか。

HGST HDS722525VLAT80

UltraATA/100対応、7200rpmなHDD。Deskstar 7K250シリーズの250GB品である。転送速度は61MB/s程度、バッファは8MB。サーバのHDDの容量拡大のため購入。
このHDDも、初期に購入した数台は「猫鳴き」があったけれど、さほど頻繁に起きるわけでもなく、我慢できる範囲。後に購入した製品では猫はいなくなっていた。

WesternDigital WD2500JB-GV

UltraATA/100対応、7200rpmなHDD。Caviarシリーズの250GB品である。転送速度は56MB/s程度、バッファは8MB。某所で評判が良かったので、メインマシンのHDDの容量拡大のため購入。
WesternDigital製のHDDについては昔の回収騒ぎと爆音イメージのため購入リストから外していたのだが、このWD2500JB-GVについては静音・低発熱・安価とかなり良い感じである。絶対的なパフォーマンスでは日立7K250シリーズよりは低めではあるけれど、同等容量で一割以上も安いと、十分選択肢に入れる理由になるわけである。

HGST HDS722525VLSA80

SerialATA対応、7200rpmなHDD。Deskstar 7K250シリーズの250GB品である。転送速度は61MB/s程度、バッファは8MB。メインマシンのシステムHDD用として購入。後にデータ用としても追加購入。
性能的にはHDS722525VLAT80と大差なし。ネイティブSATAではないことが影響しているのかも。

Maxtor 7Y250P0

UltraATA/133対応、7200rpmなHDD。Maxtorの高信頼性IDE HDDシリーズであるMaxLineII Plusの250GB品である。転送速度は60MB/s程度(正確に計測していない)、バッファは8MBである。サーバのシステム用HDDとして購入。
自分で購入する前に会社で何台か使用した経験から、シーク音が高めで発熱が多いイメージがあったが、静穏化が可能で、かつ十分な冷却が行われていればかなり良質なHDDとして運用できることを確認。他のシリーズより信頼性がありそうなので、サーバ用としてはうってつけかも。
・・・と思っていたら、購入後3ヶ月経たずにクラッシュし、サーバが起動不能となった。チェックツールPowerMaxにてエラーが検出されたが、ローレベルフォーマットにてエラーが検出されなくなった。しかし、一度エラーが出たHDDをそのまま使い続けるのは非常に気持ち悪いので使用を諦め、売却。

Maxtor 6B300S0

SerialATA150・Native Command Queueing対応、7200rpmなHDD。DiamondMax10シリーズの300GB品である。転送速度は66MB/s程度、バッファは16MB。メインマシンのシステムHDD用として購入。
日立のDeskstar T7K250シリーズのSerialATA品を待っていたけれどしばらく出る気配がなかったのでもう少し待とうかと考えていたら、手持ちのHDDにトラブルが発生したため、やや妥協気味に購入した製品であるが、意外に良いかも。そこそこ速度が出る(読み込み66MB/s・書き込み70MB/s程度)し、バッファの大きさとNative Command Queueingの効果があるのか、それまで使っていたHDS722525VLSA80よりパフォーマンスが良く感じる。
一つ気になる点は、5V系アンペア値は普通なのに12V系アンペア値がやたらと多いこと。購入した製品については、ラベル上に 5V 740mA 12V 1520mAとの表記がある。12V系アンペア値が一般的なIDE HDDの倍近くもあるってどういうことなのか・・・と思っていたらどうやらピーク値表記っぽい。それなら、別に不思議ではない数値かも。

Seagate ST3250823A・ST3250823AS・ST3400832A

Seagate製のUltraATA/100対応、7200rpmHDD。Barracuda 7200.8シリーズの250GBのPATA(ST3250823A)・SATA(ST3250823AS)と、400GBのPATA(ST3400832A)である。転送速度は69MB/s程度、8MBバッファ搭載。ST3250823ASはメインマシンのデータ用として購入、ST3250823Aはサーバに搭載していた7Y250P0のクラッシュに伴い急遽購入、ST3400832Aはダウンローダのシステム+データ用として購入した。
速度も十分速く、回転音は静かで発熱も控えめ、その上消費電力も控えめである。デフォルト状態でのシーク音も低めで設定変更の必要性を感じないシーク音はそれなりに聞こえるが、静音シークモードへ変更できない点はマイナスポイント。それさえ気にならなければ、普通にお勧めできるHDDだと思う。。

HGST HDT722525DLA380

HGST製のSerialATA II 3Gbps対応、7200rpmなHDD。Deskstar T7K250シリーズの250GB品である。転送速度は66MB/s程度、8MBバッファ搭載。
メインマシンのHDDのSerialATA化を進めたかったのと、一度購入してみたかったシリーズのHDDであることが購入理由。パフォーマンス的には十分だが、プラッタ容量(125GB)のことを考えるともうちょっと欲しい気もする。シーク音は控えめ、動作音は未確認だが、やや高音成分が多めな気がする。
品薄状態が解消すれば、それなりにお勧めできるHDDだと思う。

Western Digital WD3200JD

WesternDigital製のSerialATA、7200rpmなHDD。転送速度は64MB/s程度、8MBバッファ搭載。何となくメインマシンのHDD容量を増やしたいなと思っていたときに店頭で見つけて衝動買いしてしまったHDDである。
以前に購入したWD2500JBがいわゆる「鈴虫」入りでアイドル時に高音を発することが気になっていたため、WD3200JDはそうなっていないことを期待していたのだが、残念ながらこちらも鈴虫入り。でも、WD2500JBよりは幾分マシではある。パフォーマンスと容量には不満がないので、このまま使用していく予定。

Western Digital WD3200JS

WesternDigital製のSerialATA、7200rpmなHDD。転送速度は64MB/s程度、8MBバッファ搭載。これまた、店頭で見つけて衝動買いしてしまったHDDである。
以前に購入したWD2500JB・WD3200JDがいわゆる「鈴虫」入りでアイドル時に高音を発することが気になっていたが、このWD3200JSについては鈴虫はいなかった。パフォーマンス的にはWD3200JDと殆ど同じだが、鈴虫がいないこと以外にも通常運用で十分静かなので良し。

Maxtor 6H500F0

Maxtor製のSerialATA II対応、7200rpmなHDD。DiamondMax 11シリーズの500GB品である。転送速度は63MB/s程度?
当初、ダウンローダのHDDのSerialATA化と容量拡大の目的で購入したのだが、それなりに聞こえてくる回転音が気になったため、予定を変更し、サーバのバックアップ用として運用することにした。デフォルト状態では盛大にシーク音を発するけれど、静音シークモードの設定が可能で、設定変更後はかなり静かになった。

HGST HDS725050KLA360

HGST製のSerialATA II対応、7200rpmなHDD。Deskstar 7K500シリーズのSerialATA品である。転送速度は61MB/s程度?
以前から興味があったHDDであったし、上記6H500F0よりもしかして回転音が静かかもしれないと思って購入したが、6H500F0と違って100GB×5枚プラッタであることが影響しているようで、騒音レベルは残念ながらこちらの方が上であった。このため、メインマシンのデータ置き場として運用を開始。こちらも、6H500F0と同じように静音シークモードの設定が可能であるが、メインマシンで使用する分にはあまり静音化の意味はなさそうなので、デフォルト状態のままで運用することにした。
後に、サーバのバックアップ用として購入した下記ST3500641ASの騒音が気になったため、静音シークモードへ設定変更した上でサーバのバックアップ用として運用を開始。ST3500641ASの方は、HDS725050KLA360の代わりにメインマシンのデータ置き場として運用開始。

Seagate ST3300622AS

Seagate製のSerialATA II対応、7200rpmHDD。Barracuda 7200.9シリーズの300GB品である。転送速度は62MB/s程度、16MBバッファ搭載。
製品型番から、150GBプラッタ2枚構成であることを期待していたのだが、パフォーマンスからすると100GBプラッタ3枚構成な様子。システム用HDDとして、パフォーマンスに期待して購入しただけに、期待を裏切られた感じである。シーク音もかなり盛大に発するので、早々に下記のWD3200KSへと役割を交代し、データ用として運用を開始。

Seagate ST3500641AS

Seagate製のSerialATA II対応、7200rpmHDD。Barracuda 7200.9シリーズの500GB品である。転送速度は62MB/s程度、16MBバッファ搭載。
実は下記ST3500630ASより後に購入していたりする。購入当時、地元では、まだST3500630ASより安価だったのだ。データシートによれば、静音性能はこちらの方が良好であるように思えたので購入してみたのだが、実際には大差なし。むしろ、こちらの方がシーク音が五月蠅く感じられた。サーバのバックアップ用として運用を開始したものの、深夜に行われるバックアップ時の騒音が気になるようになってしまったため、早々にメインマシンに装備していたHDS725050KLA360と役割交代。

Western Digital WD3200KS

WesternDigital製のSerialATA、7200rpmなHDD。転送速度は64MB/s程度、16MBバッファ搭載。同種のスペックを持つ他社製HDDと比較すると安価に売られていたので、システムHDD用として衝動買いしてしまったHDDである。ただし、下記ST3320620ASの購入によりシステムHDDとしての役割からは早々に降板。
このHDDについても、以前に購入したWD2500JB・WD3200JDのような鈴虫はいなかった。パフォーマンス的にはWD3200JD・JSと殆ど同じだが、鈴虫がいないこと以外にも通常運用で十分静かなので良し。

Seagate ST3320620AS・ST3500630AS

Seagate製のSerialATA II対応、7200rpmHDD。Barracuda 7200.10シリーズの320GB品(ST3320620AS)と、500GB品(ST3500630AS)である。転送速度は75MB/s程度、16MBバッファ搭載。
Barracuda 7200.10シリーズは、垂直磁気記録を採用した初の3.5インチHDDシリーズである。以前に購入したST3300622ASと異なりパフォーマンスを確実に期待できそうであったので、予定を早めて購入に踏み切った。システムHDDとして運用を開始し、期待を裏切らない高いパフォーマンスを発揮してくれている。シーク音は大きめだけれど、前シリーズよりは幾分マシになった感じで、ちゃんとした対策さえ行えれば許容範囲になったので良し。

HGST HDT725050VLA360

HGST製のSerialATA II対応、7200rpmなHDD。Deskstar T7K500シリーズのSerialATA品、容量500GBな製品である。転送速度は77MB/s程度、16MBバッファ搭載。
発表時期はSeagateのBarracuda 7200.10シリーズとさほど差はなかったものの、店頭に普通に並ぶようになるまでかなり時間がかかった。発表当初から使ってみたかったシリーズであったが、そろそろご祝儀価格から脱したようであったので、最上位の500GB品を購入してみた。
Barracuda 7200.10シリーズと異なり従来と同じ長手記録方式採用であるが、プラッタ容量は同等の160GBを確保。多少回転音は聞こえてくるが、パフォーマンスシークモードでもシーク音は控えめであり、SMART DRIVEに入れて運用するとほぼ無音にできる。パフォーマンスもかなり良いので、しばらくは一押しのシリーズとなりそう。

WesternDigital WD5000AAKS

WesternDigital製のSerialATA II対応、7200rpmなHDDである。Caviar SE16シリーズのSerialATA品で、容量500GBな製品である。転送速度は85MB/s程度、16MBバッファ搭載。
500GBなHDDとしては比較的遅く出現したHDDであるが、同容量の他社製品より安い値段で販売されていたのでダメ元で購入してみたら、意外にもパフォーマンスが良いHDDであり、驚いた記憶がある。後発製品なのでパフォーマンスを追求できるだけの余裕があったのだろうか。この結果、メインマシンのシステムHDDとデータ用HDDとしても追加導入することとなった。
回転音はさほどでなく、シーク音もHDT725050VLA360よりややうるさいがST3500630ASよりはかなり静かという感じ。発熱も比較的低い方のようだ。ネット上のレビューでは、同クラスのHDDの中ではシーケンシャルアクセス速度とランダムアクセス速度が共に上位レベルということで、シーケンシャルアクセスは速いけれどランダムアクセス速度はさほどでもないST3320620ASよりもシステムHDD向きな感じである。次世代のHDDが出てくるまでに、もう数台購入しているかもしれない。

2.5 inch HDD編

東芝 MK6412MAT

VAIO N505ELに内蔵されていたHDD。8.45mm厚、容量6.4GBである。転送速度は9MB/s程度。
さほど不満はなかったが、さすがに容量が厳しくなり、下記DJSA-220へと換装。

IBM DJSA-220

9.5mm厚、容量20GBのHDD。転送速度は16MB/s弱というところ。MK6412MATの代替としてN505ELに内蔵するために購入。
VAIO N505ELは 8.45mm厚のHDD対応で、9.5mm厚のHDDには非対応であったが、スペーサーを除去し、取り付け金具を加工することで内蔵させることができた。ややHDDにはストレスをかけてしまっていたかもしれない。
これは売却済み。

富士通 MHM2100AT

EPSON DIRECT EDiCube NOTE に内蔵されていたHDD。9.5mm厚、容量10GB。転送速度は忘れた。世代的には上記DJSA-220と大体同じなので、似たような速度が出ていたはず。
やっぱり10GBでは容量が足りないことが判明したのと、深夜運転を行うマシンのHDDにするにはややつらい騒音のため、早々に下記MK2016MATへと換装。

東芝 MK2016GAP

上記 EDiCube Noteに搭載するために購入。9.5mm厚、容量20GB。転送速度は18MB/s辺り?
上記MHM2100ATよりはかなり静かで容量も十分であったのでしばらく現役であったが、EDiCube NoteのHDDを下記DK23DA-40Fと換装したため、VAIOへと移転。余ったDJSA-220は外付けHDDケース(IEEE1394/USB1.1)に内蔵し、データ持ち運び用に使用することにした。
日立DK23EA-60Fの購入に伴い、MK2016GAPは外付けHDDケースへ移動の後、再度 Vaio PCG-N505ELへと移動。

日立 DK23DA-40F

日立製HDD。9.5mm厚、容量40GB。転送速度は22MB/s程度。東芝製の流体軸受け採用HDDであるMK4018GASがなかなか店頭に出てこなかったので、ついに切れて衝動買いしてしまったHDDである。なお、このHDDも流体軸受け採用である。
日立製HDDを購入するのは初めてであったが、ネット上での評判もかなり良かったので購入。実際に使用してみると、回転音もさすが流体軸受けという感じで静かだし、ヘッドシーク音もかなり静かで十分以上の性能であった。ひとつ欠点を言うとすれば、ヘッド待避音がやたらと高音で響くこと。これさえなければほぼ完璧なのに。
Vaio PCG-N505ELにてしばらく稼働の後、外付けHDDケースへ再度移動。

東芝 MK4019GAX

東芝製HDD、9.5mmで5400rpm、容量は40GB。転送速度は26MB/s強。自宅サーバとしてVaioを利用するためにHDDの増強が必要となり、DK23DA-40FをVaioへと移植するために購入。
DK23DA-40Fと比較すると確かにパフォーマンスアップはしたもののその幅は大きくはなく、その上ヘッドシーク音がかなり大きく深夜運転のマシンへ装備するにはかなりきついものがあったため、早々に使用をあきらめ売却。
なお、EDiCube NoteはHDD接続周りの設計に甘い点があるらしくUltraDMA/33モード以下での動作になってしまうことが後に判明。ドライブ本来の転送速度はもっと出ていた可能性があるが、UltraDMA/33モードに設定されてしまうことで速度が頭打ちになっていたらしい。

日立 DK23EA-60F

日立製HDD。9.5mm厚、容量60GB。転送速度は26MB/s程度。DK23DA-40Fが意外にも良質なHDDであったので、次期製品であるこのHDDも同様の性質を受け継いでいるのではと思い購入。当然、流体軸受け採用である。
DK23DA-40Fと比較すると、1プラッタの容量が20GB→30GBへ増加している関係で速度も高速化しているのと、DK23DA-40Fの唯一とも言って良い欠点であるヘッド待避音の喧しさがかなり軽減されたように感じる。さらにブラッシュアップが進んだということか。
このHDDについてもEDiCube Noteの仕様により転送速度が頭打ちになっていたようだ。ドライブ本来の転送速度はUltraDMA/100モードで28MB/s程度は出ることが後に判明。
しばらくEDiCube Noteで現役稼働の後、EDiCube Noteが手元を離れる際に外付けHDDケースに内蔵し、余ったDK23DA-40FはEDiCube Noteへ再搭載。現在、DK23EA-60Fは外付けHDDケースにてモバイルHDDとして使用中。

富士通 MHS2060AT

Dell Latitude D600購入時に内蔵されていたHDD。富士通製、9.5mm厚。転送速度は24MB/s程度?
Latitude D600購入時には容量しか指定できなかったのでどのようなHDDが内蔵されてくるか不安であったのだが、最新世代ではないものの思いの外まともで一安心。日立DK系のようにヘッド待避音が目立つこともなく、全体的に騒音はかなり低い方であるが、もうちょい転送速度が欲しいかな?
Latitude D600のHDDを下記 HTS726060M9AT00へ換装したため余ったので、知人へ売却。

HGST HTS726060M9AT00

HGST製HDDではあるが、どちらかというと旧IBM系のHDDかも。Travelstar 7K60シリーズの60GB品である。7200rpm、8MBバッファ搭載。転送速度は38MB/s程度。
当初は、発熱と騒音が気になりそうという理由で5400rpmなHDDまでに押さえておく予定だったのだが、DOS/VマガジンのHDD特集記事に影響され、あえて7200rpmなこの製品を購入してみた。結果、大当たりである。
心配していた発熱については上記MHS2060ATより低いくらい。騒音については、回転音のレベルが微妙に増えたが気になるほどでもなく、シーク音はやや聞こえていたものの、デフォルトで静音モードが無効になっていたのを有効にしたらほとんど気にならなくなり、欠点とはならなくなった。
換装後、パフォーマンスの向上をしっかり体感できたため、十分以上に満足である。しばらくこの構成で使用していく予定。

HGST HTS721010G9AT00

HGST製、Travelstar 7K100シリーズの100GB品である。7200rpm、8MBバッファ搭載。転送速度は52MB/s程度。
以前に購入したHTS726060M9AT00の購入から2年以上経っていたことで、やや衝動的に購入。このHDDも、HTS726060M9AT00と同じように7200rpmにしては発熱が低め、騒音もそんなになし。シーク音は静音モードを有効にすることでほとんど気にならなくなった。換装後に体感できるパフォーマンスの向上があり、かなり良い感じである。これだけのパフォーマンスがあれば、静音化目的でデスクトップPCで使っても良いかもしれない。

HGST IC25N060ATMR04-0

HGST製、Travelstar 80GNシリーズの60GB品である。4200rpm、8MBバッファ搭載。転送速度は29MB/s程度。Victor InterLink MP-XP741に搭載されていたHDDである。
静かで低発熱であるがパフォーマンスはそれほどでもないというHDDで、コンパクトノートPCであるMP-XP741の性格と合っているHDDではあったが、総容量が60GBということで不安に感じたため、下記HTS541616M9AT80へと換装し、このHDDはUSB接続HDDケースに入れて運用することにした。

HGST HTS541616J9AT00

HGST製、Travelstar 5K160シリーズの160GB品である。5400rpm、8MBバッファ搭載。転送速度は44MB/s程度。HGST製のHDDとしては初めて垂直磁気記録方式を採用したHDDである。
Victor InterLink MP-XP741で録画対応ワンセグチューナを使用するための記憶容量増大を目的として購入。それまでMP-XP741に搭載されていたIC25N060ATMR04-0と比較するとさすがに騒音と発熱は多めではあるが、パフォーマンスは確実に向上しているはず(転送速度は1.5倍)ので良しとするしかない。

Seagate ST96812AS

Seagate製、Momentus 5400.2シリーズの60GB品である。5400rpm、8MBバッファ搭載。転送速度は40MB/s程度。PLAYSTATION3の60GBタイプに内蔵されていた製品である。
Linuxのインストールや各種体験版・ムービー等のインストールを行っていくには容量面で不安を感じたため下記HTS541212H9SA00へと換装し、ST96812ASは、USB接続HDDケースに入れてPLAYSTATION3専用のバックアップHDDとして運用開始。

HGST HTS541212H9SA00

HGST製、Travelstar 5K120シリーズの120GB品である。5400rpm、8MBバッファ搭載。転送速度は40MB/s程度。上記HTS541616J9AT00の一つ前の世代のHDDで、こちらは従来通りの長手磁気記録方式を採用。
PLAYSTATION3の60GBタイプを購入した後で、Linuxのインストールや各種体験版のインストールなど、HDD容量に余裕を持たせておきたい状況が発生したため、元から装備されていたST96812ASと換装。さすがに容量が倍になったことでかなりの余裕が発生。パフォーマンス面については、PLAYSTATION3側の処理がボトルネックになっているらしいことと、元々ST96812ASとHTS541212H9SA00はほぼ同世代のHDDということもあって、ほとんど差は無し。

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