マザーボード遍歴

CPU換装に伴い交換することがほとんどだったけれど、中には気分で換装したものもあったりして。

全体的に、Asustek製が多いかな。

自宅にて現役稼働中のものは機種名を緑色にしてある。


Asustek P/I-P55T2P4 (初代?)

初めて購入したPCで使われていたもの。CPUの項でも書いたけれど、セカンドキャッシュを標準の256KBから512KBへと増量。特に機能的に不満な点はなかったけれど、Dual VoltageなMMX Pentiumに対応できないことが分かり、対応リビジョンである Rev.3へと換装。

Asustek P/I-P55T2P4 (Rev.3)

MMX Pentiumを購入する際に、古いリビジョンでは対応できないことから換装したもの。これも特に不満などなかったのだが、メインマシンリプレースのためお役御免に。知人のところへ引き取られていったが、今はどうなっているのやら。

AOpen AX6B

リビジョン不明。2代目メインマシンに搭載されていたもの。Asustek製ではなくAOpen製なAX6Bを選択した理由は、今となっては不明ではある。メモリスロット数が4スロットあったためだったかも。初期の製品だけあって、遊び要素が少ない堅実な作りであった。
特に不満はなかったものの、無謀なCPUヒートシンクダクト追加の影響で電源レギュレータ周りから煙を吐いてお亡くなりになったため仕方なく引退。このとき、挿していたPentium II 400MHzも巻き沿いを食らって死亡・・・。

AOpen AX6BC TypeR

上記AX6Bがお亡くなりになったため急遽購入したもの。この時点で AX6BC TypeR V.specも発売されていたが、いくつか店を回っている間にTypeR V.specが置いてあった店が閉店時間になってしまい、TypeRで妥協したような記憶がある。TypeRとTypeR V.specってさほど機能差がなかったから妥協できたのかな?
そこそこ遊び要素もあり、面白いマザーボードだったような記憶あり。

Asustek P3B-F

おそらく気分で換装したような。比較的最近なはずなんだけれど、換装理由が思いつかん。PCIが6本あったのに惹かれたのかな?
当初はSlot1なPentiumIII450MHzを挿していたが、後にSlot1→Socket370変換ドータボードを経由してCoppermineなPentiumIII 750MHzを挿して使用。
遊び要素もあり、安定したマザーではあったが、440BXチップセットがFSB133MHzに非対応であったので、将来的にFSB133MHzなCPUへ換装することを予想して再換装。

Asustek CUSL2-C

FSB133MHzな時代に対応するため購入。815EPチップセットを搭載していた。購入当初はFSB100MHzなPentiumIII 750MHzを挿していたが、後にFSB133MHzなPentiumIII 1GHzを挿して使用するようになった。
これの唯一残念なところは、やはりメインメモリが最大512MBまでしか対応していないこと。チップセットの制限のため仕方ないんだけれど。もっとも、メインメモリが512MBもあれば、通常作業には余裕であるので、納得できなくもない。
メインマシン環境がSocket478なPentium4 2.0GHzへと移行したため、サブマシン用に移行。

GIGABYTE GA-8ITX

メインマシンをPentium4な環境に変えるために購入。
これにした理由は、850チップセット採用のマザーボードで6層基板、なおかつPCIが6スロットであったから。他にもGIGABYTEのGA-8ITXRも販売されていたが、オンボードのRAID・サウンド・LAN機能は特に必要ないと考え、ちょっと安かったGA-8ITXにしたのである。DualBIOS機能も削られていて、クロック設定の自由度がGA-8ITXRのほうが多いことに後から気づき、ちょっと後悔したけれど。
この時期のマザーボードとしては、比較的遊び要素は少なめである。もっとも、最近はクロックアップなどもあまり行わなくなったので、特に必要ないとも言えるが。

Asustek P4PE

FSB533MHzな Pentium4を使用するために購入。
FSBの帯域よりメモリの帯域が低いため、マザーボードとしてのパフォーマンスとしてはやや低めだったかもしれない。しかし、オンボードでGigabitEtherやSerialATAやIEEE1394が使えたり、ファン回転数制御機能などもあったので、かなり便利なマザーボードであると思う。上記GA-8ITXでの反省から、あえて多機能なP4PEにして正解だったと思う。

Asustek TUSL2-C

サブマシンにてTualatinなCeleronを使用するために急遽購入したもの。
CPUとしてTualatinな世代のPentium III/Celeronに対応していることを除けば、上記 CUSL2-Cとほぼ同機能。ま、一時的に使用するつもりだったから、あまり多くは望まなかったのだ。

Asustek P4C800-E Deluxe

FSB800MHzな Pentium4を使用するために購入。以前に購入したP4PEがかなりいい感じであったため、再度、オンボード機能が豊富なDeluxeタイプを購入。
チップセットが875Pなので、FSBが800MHz、メモリ周りがPC3200のデュアルチャネルで、ICH5RによるSerialATAとRAID機能もある。865PEより、PAT機能が効く分微妙にメモリ周りのパフォーマンスは上らしい。LANについてはCSA接続のためPCIの帯域によるボトルネックもなし。一般PC用としては購入時点で最高の選択肢だったと思う。
ちなみにICH5RのSerialATAは、今までのチップセットのATAポートを置き換えるものではなくて、追加のATAポートとして存在しているようだ。このことに気づいたのはマザーボード購入後・・・。慌ててSerialATA変換ユニットを買う必要はなかったかも。

Intel D865PERLK

ファイルサーバのマザーボードが不良コンデンサ搭載で時々不安定になっていたので、思い切ってマザーボード換装を行うことにした際に選択した製品。サーバ用途なので、安定性に定評があるIntel製の製品を選択。865PEチップセット採用の製品で、ノースブリッジがファンレスヒートシンクで、かつ、CSA接続のGigabitEther採用の製品は他にはなかったというのも選択理由の一つ。
購入してサーバ運用を開始してすぐに、OSがハングアップして起動不能になる症状が発生したため、マザーボード不良を疑って購入店にて交換してもらったもののすぐ再発。マザーボードに罪はなく、原因はマザーボードと同時に購入したメモリの故障であった。メモリを交換したあとは、すこぶる快調である。

Asustek P5AD2-E Premium

メインマシン更新のタイミングで、LGA775対応なPentium4が主流になっていたことで選択。ExtremeEditionを購入する予定はなかったものの、ちょっと見栄を張ってFSB1066MHz対応な925XEチップセット搭載のこの製品を選択。一応最上位製品らしくGigabitEtherを2ポート搭載など機能てんこ盛りである。安定性や機能については全く不満なしではあるが、積極的に機能を生かせていない気がするので、もう一つ下位の製品である P5AD2 Premiumを選択しても良かった気がする。

AOpen i915GMm-HFS

サーバの低消費電力化を進めるため、PentiumMのSpeedStepに正式対応しているATXまたはMicroATXマザーボードで、かつ機能面で妥協していない製品ということで選択した製品。MicroATXであるため拡張スロットの数が少ないが、オンボードデバイスが充実していて拡張ボードの類はあまり使わなくてもよいので問題とはならなかった。
CPUソケットの位置が変則的であるとか、デュアルGigabit Etherがもったいないとかいう、いくつか不満点もないわけではないけれど、購入を検討した時期では、デュアルチャネルメモリに対応していてSpeedStepが普通に使えるマザーボードは他に選択肢はなかったのだ。メモリとの相性が厳しいことと、BIOSを搭載した拡張ボードとの相性が悪いため少々はまったものの、それが解決してからはすこぶる快調。サーバの低消費電力化をかなり進めることができた。

Asustek P5B Deluxe

メインマシンのCore2Duo化に伴い導入したマザーボード。上位製品のWiFi-APは無線LAN関連の機能を使用する予定がなかったため選択しなかったが、後に、無線LAN関連以外にもいくつか仕様に差があることが分かり、多少、後悔。ただし、このP5B Deluxeの機能面については特に不満は無し。敢えて言うならPCIの配置位か。

MSI 945GT Speedster Plus

サーバのCore2Duo化に伴い導入したマザーボード。サーバ運用上での各種条件(EIST正式対応・HDD多数搭載・DVI端子必須)を満たすMeromコア対応マザーボードは実質的にこれしかなかった。CPUクーラーのリテンションは独自タイプであるがSocket478用のリテンションが装着でき、CPUコア高さ調整用の銅板を使うことでSocket478用のCPUクーラーを使用可能な点も選択理由の一つであった。ネット上の情報では不安定との情報もあったけれど、現状ではかなり安定した運用ができていると思う。搭載メモリをけちらなかったのが効いているのだろうか。
i915GMm-HFSの時にも感じたのだが、コンパクトなサイズのマザーボードなのにやたらと大きな外箱をつけるのはやめて欲しいところである。

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